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蒼天航路 第16話「天子奉戴」

呂布軍を撃ち破るための二つの策。

一つは夏侯惇による陽動作戦。
もう一つは青州兵達を用いて荒れ果てた大地を開墾させる。


全ての戦は収穫量を基礎に組み立てる。
まずは民の食を確保し、戦はその余剰の規模でのみ行う。
大きな戦をしたければ、収穫に大きな余剰を生んでおく。

荀或、お得意の計算能力を披露。



程

連れて行ける兵は歩兵のみ五百!!

戦を食で弾き出せばそんな戦力になってしまう。

曹操のやり方は民にとってはありがたいが、
それで戦に勝てるかというと、どう考えても無謀なんだよね。

程旻に与えた役目は、歩兵に最も有利な戦地を選び出すこと。


五百で呂布を討つ!!


郭嘉

曹操
「五百で勝つ軍師はお前だ」


そんなこと言われちゃったら反対できませんよねw
元々戦がやりたくて曹操軍に来たのだから。


陳宮

正論言っているのに殴り飛ばされる軍師w

徐栄みたく殺されるよりはマシか
敵を無視しましょうなんて今の呂布じゃ無理だよ。


呂布

そぉぉぉぉぉそぉぉぉぉぉ!!


曹操

曹操
「この鏃の先に、曹操の天下を知れい!!」



二千の兵を圧倒する夏侯惇。


五百で勝つには曹操が自ら囮となり、
呂布を連れて走らなければならない。


主君であろうと使えるならば勝利のための駒とする。
純粋軍師・郭嘉の策。


郭嘉2

谷間に誘い込んでの落石攻撃


曹操
「龍の棲み処とはこういう所のことか?
武神が憑いておるとはいえ、
兵を率いられぬひとりの戦士の
見る天下とはせいぜいこの程度だ」


呂布の強さは認めていても、軍略家・曹操にとっては
軍を率いないたった一人の呂布は取るに足らない相手なのか。
前回、荀或は力で策をねじ伏せられたが、今回曹操は策で力を封じ込めた。


呂布2

呂布
「我は一人、呂布なり――――」




曹操2

曹操
「今しばらくは、乱世をかき乱しておくがいい。
いずれ、ふさわしい死を与えてやろう」


呂布をあえて逃がす曹操。
呂布はまだ生かしておく方が、後々自分に有利に働くと判断したから。
完全に手玉に取ってしまっている。


天子劉協が長安を脱出し、洛陽へ向かっているとの情報が。


曹操
「天子として君臨せずとも統治はできる。
やらねばならぬことの多い俺に天子の職は余分だ」
「俺はこの大地に一粒の種から育ってくる、
無数の人間の主席であることを願う」
「今の乱世なら、天子は役に立つ」


この天子を全く敬ってないような物言いが
曹操の評価を真っ二つに分けている。

天子を利用しようとする奸賊か、
あるいは、古い常識に囚われない自由で柔軟な発想の持ち主か。

前者が漢王朝の重臣ら反曹操勢力で、
後者が曹操に味方をする者達か、敵でありながら曹操を認めている者達ってことになるね。

しかし天子でなくて主席だとか、当時の人間には中々理解しがたい考えだろうな。


劉協

劉協
「恐らく真っ先に駆けつける者こそ、
天子に最も忠実か最も不実な者であろうな」




劉備

劉備のニュータイプ的なカンが働く。

門は一旦出たら戻れない……

呂布襲来

拠点が無くなったので、
先に弱い劉備を潰して徐州を奪いに来ました。


天子を迎えに来る曹操。
いちいち「控えろー!」「不遜であるぞー!」「なんたる暴言か!」とか言う
重臣たちのリアクションが面白い。


曹操3

曹操
「社稷を祭る人を超越された天子というお方の御意か!?
天子を称する一人の人間の感情によるものか!?」


社稷とは天下のこと。


劉協2

天子とは二つの意志を持っている。

皇帝や王様は、ひとりの人間という言葉に弱いw

ここまでただ崇め奉ることが全てだった天子という存在を
自分なりに解釈し、はっきりした答えを出したのは曹操だけかも。
劉協にとっては全く初めての体験であり、
その聡明さに劉協が惹かれるのは当然の成り行きか。

劉協は曹操の予想を越えて聡明だった。
董卓が手を下さなかったのも、その聡明さゆえ。


天子は、人の形をした天

何故曹操は自ら天子になろうとしないか。


曹操4

曹操
「この曹操は蒼天を飛翔する鳥にあらず。
蒼天の下、地をゆくものなり!
巨大な社稷を祭るものではなく、
社稷のもと雄大に政を行うもの!
陛下、私はあなたを奉り、
天下万民が安寧できる国を作りとうございます!」



劉協3

劉協
「嬉しいぞ、この恐るべき男に求められていることが!」



また一人曹操信者が生まれました。
頭のいい人間ほど曹操という存在は魅力的に映るらしい。


劉協:宮下栄治

伏皇后:さとう美穂
伏徳:花輪英司


汎の部分はカットされたか。まぁカットするならそこしかないだろうな。
アニメにするには際どいシーンもあったし。

真・三国無双5エンパイアーズで蒼天曹操と蒼天劉備が使えるそうですよ~。
ようやく蒼天少女のコーナーに意義が出たというか、
少女無ければもっといいのになとか思ったり……w


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コメント


曹操、ここまで来ましたね。

今晩は藍三郎さん。

呂布あっさりと負けましたね。陳宮の意見を聞けばこんな事にならなかったんですがね。でも、蒼天航路の作者は呂布を優遇してますね。史実の呂布はただの武力でしかない脳筋馬鹿なのに蒼天航路では優遇されてます。
まあ、史実の呂布は非漢民族で敗北者ですから、不当に書かれてる可能性はありますがね。

曹操のこの言葉を聞くと神になりたいのではないかと錯覚しますね。
最も本人は一個の人間でありたいと望んでますがね。
でも、ここら辺が周囲に誤解されるんでしょうね。






ロギーさんコメントありがとうございます。

> 今晩は藍三郎さん。
>
> 呂布あっさりと負けましたね。陳宮の意見を聞けばこんな事にならなかったんですがね。でも、蒼天航路の作者は呂布を優遇してますね。史実の呂布はただの武力でしかない脳筋馬鹿なのに蒼天航路では優遇されてます。
> まあ、史実の呂布は非漢民族で敗北者ですから、不当に書かれてる可能性はありますがね。

こんばんは~
中国だとそうなのかなぁ……日本だと呂布って曹操以上に人気者な気がします。
唯我独尊で権力も無いのにそれでも強いってところが、
わかりやすくて魅力的……ちょうど陳宮と同じ感想ですね。
やっぱりこれ三国無双の影響かなw


> 曹操のこの言葉を聞くと神になりたいのではないかと錯覚しますね。
> 最も本人は一個の人間でありたいと望んでますがね。
> でも、ここら辺が周囲に誤解されるんでしょうね。

本人は常に正直に言っているんだろうけど、
表現が大袈裟だから皆誤解するんでしょうな。
最も本人も誤解されても別にいいや、と思っている節があるが……

曹操の天子に対する考え方はその頃の価値観からすれば異質ですね。

ところで諸葛孔明の出師の表が名文として評価されているように、基本的に中国は武よりも文を重んじる傾向が強く、呂布のように武勇に優れているというだけでは評価されにくいようみたいです。

Re: タイトルなし

> 曹操の天子に対する考え方はその頃の価値観からすれば異質ですね。

今の感覚からするとその恐れを知らないところが痛快に映りますな。

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 曹操は天子を前にしてもいつもの調子なんですね。天子、劉協が曹操節に心を動かされるのが面白いです。

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