~2020年アニメアウォーズ~
・最優秀作品
・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
・ED部門 (同上)
・最優秀作品
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima
カードゲームならぬラップバトルで全てを決する世界で
個性豊かな4つのディビジョンが悪党やライバルたちと激闘を繰り広げるアニメ。
元々ホビーアニメ的な側面は強かったものの、
アニメではそこが更に強調されて大満足の出来でした。
ラップと共に爆発やレーザーで悪党を吹っ飛ばすコテコテの演出は爆笑を呼び、
リリックをテロップで表示する映像作品の強みを生かした
ラップバトルの描写は痺れるカッコよさだった。
前半は各話ごとに各ディビジョンに交代でスポットを当て、
特撮の怪人じみたゲスト敵役を一方的に成敗していく展開で
見たかったものを見せられました。
あの中で唯一善戦したのが違法マイク使った銀行強盗で、
モブのくせにヒプマイの歴史にその名を刻んだね(名前ないけど
「なんだてめえクソガキ」
後半からは原作の展開通り、政府開催のディビジョンラップバトルで、
4ディビジョンのハイクオリティなラップがぶつかり合い、
ラップで回復やバフをかけたり、相手へのディスや
仲間へのリスペクトで戦況が変化したり攻防にも工夫が凝らされていた。
・特別賞 (捨てがたいものや大穴だったものなど)
ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会
ラブライブとは縁遠かったのですが
ゆうぽむ(当時はあなぽむ)見たさに、「原作」にあたるスクスタはちょっとやっていました。
高咲侑ことあなたちゃんはスクールアイドルが大好きで、愛さんのギャグにすぐ笑う、
ソシャゲの主人公らしからぬ独立した人格を持ったキャラで、
高咲侑と上原歩夢と中須かすみの三角関係みたいな空気が良かったのですが
アニメではそこに優木せつ菜が加わり、10話以降の衝撃展開に繋がっていった。
メンバー一人一人に主役回が与えられ、一人につきライブシーンがあって
メンバーをしっかりキャラ付けしつつ他のメンバーとの繋がりもといカップリングも続出。
アニメ版だと演劇部部長、はるかちゃん、綾小路姫乃、生徒会副会長、
コッペパン同好会とメンバーに巨大感情持ってるサブキャラが多数登場し
そこでも盛り上がりました(局地的に)
全体的に出来のいいアニメでしたが、
10話から続く11話の歩夢押し倒し事件の爆発力は群雄割拠の10~12月アニメでも随一でした。
高咲侑と優木せつ菜がくっついているのを目撃した事に始まり、
将来への不安など色んな要素が蓄積した末、侑をベッドに押し倒すのに至るのは第一のクライマックスでした。つま先を足で絡めたり重なるスマホが行為を示していたり、
Twitterなどでもイラストや考察がこれでもかと出回りましたが、
12話には解決したので真の一週間限定の二度とは来ないお祭りとなりました。
炎炎ノ消防隊
ソウルイーターの作者がマガジンで連載している漫画で
火事や消防隊をベースにした王道少年漫画らしい展開、
派手でよく動く戦闘シーン、
現代日本とは異なる日本・東京皇国を舞台にして、
謎が徐々に明かされるストーリーは見どころ満点でした。
本作では異能力=発火能力で、冷却や探知、はては時間停止まで
様々な効果を発火能力で再現しているアイディアが凄い。
自称騎士王アーサーのボケがいちいち面白いし、第8消防隊の絆も良かった。
ソウルイーターではメインで学生のキッド役だった宮野真守氏が
今回は大人で最強の消防官である新門紅丸を演じているのも時の流れを感じますね。
SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!
久々に復活したSBRシリーズの新アニメ。
しかし前作に登場したバンドはほとんど登場せず
主人公バンドMashumaireshの結成から始まるストーリーに
なっていてここから見ても問題ない作りになってます。
全編に渡って主人公ほわんとマシマヒメコの百合描写が豊富で
田舎から来たほわんがヒメコの家で同棲を始めたり
深夜の浜辺で手をつないだりバンド仲間と共に実家に帰ったりします。
ほわんに執着する肉食系バンド女子ララリン様もいいキャラだった。
アサルトリリィ BOUQUET
女子高に通う美少女たちが武器を持って戦うアニメ!
ありそうで実は全くなかった珍しい設定で、衣装もただの制服と癖がないのが良かった。
短い1クールの間に大勢のキャラが登場し、一人一人の描写不足の感はありますが
一瞬だけ登場して所属学年名前の表示されるだけのキャラのいかに多いことか……
でもそれはそれで持ち味になっていたと思います。
主役カプの梨璃と夢結、当て馬(えー)の楓・J・ヌーベルについては
出番が確保されていたので概ね満足です。
・キャラ部門 (男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。)
男性:アーサー・ボイル (炎炎ノ消防隊 弐ノ章)
実力はあるがあまりにアホで次から次へと繰り出す
勘違いと妄想が面白すぎて、こいつが出る度爆笑してました。
他の仲間をRPGのパーティーメンバーに見立てるところ面白かった。
次点:
シャーロック・ホームズ(憂国のモリアーティ)
女性:楓・J・ヌーベル (アサルトリリィ BOUQUET)
タイミングは媒体によって違うものの主人公梨璃に惚れるルートは同じで、
真っ当な?レズお嬢様なのが良かったです。
次点:
スヤリス姫(魔王城でおやすみ)
イレイナ、サヤ(魔女の旅々)
エンタープライズ、ベルファスト(アズールレーン)
ほわん、マシマヒメコ、ララリン(SBましゅまいれっしゅ)
カタリナ、マリア、ソフィア、メアリ(はめふら)
高咲侑、上原歩夢、中須かすみ、優木せつ菜(ニジガク)
2組以上はカップリング枠。
・OP部門 (映像込みの評価でお願いします)
SPARK-AGAIN (炎炎ノ消防隊 弐ノ章 前半OP)
曲もいいけど2期になって
数が増えたキャラクターが次々と登場する映像面も豪華で理想のOPでした。
ミスターフィクサー (ID:INVADED OP)
ROB THE FRONTIER (七つの大罪 神々の逆鱗 前半OP)
Phantom Joke (Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア OP)
・ED部門 (同上)
Edel Lilie (アサルトリリィ BOUQUET ED)
サビのイノチ感じるほどにのところで神琳と雨嘉が体を重ねているカットで
一話段階ではほぼ話題を掻っ攫ってましたねw
曲もアサルトリリィのメインテーマで良い。
今年はコロナの影響で中旬あたり多くのアニメが延期されましたが
その延期した分が10~12月に一気に押し寄せ、
歴代でも最大の豊作期となりました。
あだしま、ニジガク、アサリリ等々、百合アニメについても傑作が続出しました。
ただ一人が一時期に見られる数にはどうしても限りがあり、
埋もれてしまった作品も多くなった気もします。
アサルトリリィは来期でも良かったと思ふ……
私も気にはなるけどまだまだ見れていないアニメは多いです。
ダイの大冒険とか、ひぐらしとか、そこは来期に少しずつ消化していく予定。