以下ネタバレ
仮面ライダーツクヨミに変身したツクヨミが
いきなりスウォルツに寝返るという予想外の展開から始まる。
順一郎おじさんが時計なら何でも直せると言ってライドウォッチを修理しちゃうの、
今回の収集アイテムがウォッチである意味を最も生かしている展開だった。
ゲイツはスウォルツの攻撃からソウゴをかばって死亡、
ツクヨミもスウォルツを後ろから刺すが返り討ちにあってしまう。
友を失った怒りでソウゴはオーマジオウに変身。
ウォズに祝えと命令し、スウォルツの呼び出したライダー最強の敵たちを軽々と粉砕していく。
「圧倒的な暴力で敵を粉砕する魔王」がこれまでのライダーにない演出でカタルシスがあった。
回を追うごとにソウゴにデレていくゲイツが
本当お約束なキャラなんだけど、
一年間に劇場版、龍騎スピンオフと長い時間をかけて
関係性を丁寧に描いてきたので完成度が極めて高く、
今後こういうキャラが出る度「ゲイツだ」とか言われそう。
結局何でオーマジオウが最強最悪の魔王になって
人々を虐げていたのかは謎のままだったのでそこがもやる最終回だった。
続編のVシネマは転生後の世界らしいしこの謎は回収されそうにないな……
平成ライダー20作目で過去のレジェンドライダーの参戦を売りにしていたけど
客演の出番は控え目で、主役のソウゴやゲイツのドラマを
しっかりと描き終盤に至るストーリーの土台を作っていた。
中盤からはシノビ、クイズ、キカイと未来のライダーという設定の新ライダーが登場したり
龍騎のキャストが多く登場する原作以上にハードな設定のスピンオフが作られたり
絶えず話題を生み出して楽しませてくれた。
そしてツイッターで話題沸騰になったオーバークォーツァー。
設定面では前述のとおり不完全燃焼感はあるけど1年たっぷり楽しめましたね。
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