前作でパークのあった島が火山の噴火で壊滅寸前に。
残された恐竜を救うかどうかという話になり……
恐竜たちには悪いが恐竜を助けないと決めた政府の決定は英断だと思う。
だって絶対トラブル起こって何の罪もない軍人の皆さんが犠牲になっただろうし……
でもラストを見た後では、全部政府主導でやった方が
良かったと思えるという逆転現象が起こってるんだよな。
タイトルは炎の王国であるが、
噴火する火山での話は前半で終わって決戦の舞台は金持ちの屋敷に。
悪役がもうアホすぎて自業自得感しかない。
金儲けするにしてもリスクを考えれば割に合わなさすぎだろう。
さっさと逃げればいいものを麻酔薬打ったと油断して
檻の中に入っていく傭兵の人、何がお前をそうさせるんだと言いたくなる。
恐竜が揃っているところに自ら足を運ぶ汚い金持ちどももバカすぎる。
こうやってアホな悪党どもが自業自得で破滅していくのを愉しむ映画だと思います。
…と思っていたらラストは戦慄の落ち。
「ようこそジュラシックワールドへ」
ここまでは序章。
旧作の「パーク」から「ワールド」にタイトルが変わったことの真の意味に震えるしかない。
続編があるのかは分からないが……
序盤は人間の傲慢によって勝手に生み出され、
手に負えなくなったら切り捨てられる恐竜たちの悲哀、といった風な雰囲気を作っておいて、
今後はすべての人間が恐竜に脅かされる立場になってしまったの
皮肉が効きすぎているし構成がすごすぎますね。
あとモササウルスとプテラノドンは今回の一件関係ないし
海と空を自由に動ける奴だけは蘇らせちゃダメだったろ……
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