魔法少女育成計画limited

過去のシリーズを含めてネタバレあり。

<あらすじ>
「あなた達は魔法の才能を持っているのよ」放課後の理科準備室に現れた妖精は、そう告げると、室内にいた女子中学生達を魔法少女へと変えてしまった。「魔法少女になって、悪い魔法使いからわたしを助けて!」まるでマンガやアニメのような展開に、色めき立つ少女達。誕生したばかりの七人の魔法少女は、妖精に協力することを約束するが…。

プキンとソニア・ビーンが登場するところがめっさ盛り上がったわ。
ウルトラマンベリアル、アザルリ、
ヴォーカル、真の十二神将のように
「あまりに凶悪で制御不能なために封印されている」系の敵が
魔法少女で出て来るとは思わなんだ。
私はこういう設定のキャラが大好きです。

プキン将軍がこのシリーズは
おろかラノベ全体でもトップクラスに良いキャラだった。
このシリーズは悪の魔法少女が相当数出て来るが、
プキンとソニア・ビーンは百三十年前グレートブリテン島で
暴れ回り千人以上を殺害した最悪の魔法少女で
敵役として圧倒的な存在感を出している。

一人称「我輩」を笑った魔法少女二人を即首ちょんぱしたり、
車を奪うために運転手を殺したり、
ストレートに傲慢で邪悪な行動を取ってくれる。

「妖精相手の拷問ほど楽しいものはない」

プキンが「妖精を拷問するのは楽しい」と言った後で、
「妖精は治療薬になる」と言った後で、
妖精を拷問して気分が良くなるとか意味と思わせたら、
まさか直接的な意味で妖精を喰うとは・・・

終盤は魔法で操った相手に一般市民を手当たり次第に殺させ、
「豚どもめ、存外良い声で鳴くではないか」とのたまう。
どれだけ魔法少女のタブーを犯せば気が住むのかw

前巻のラストでプキン達極悪魔法少女が参戦するところが
まるでDies iraeで黒円卓登場時のBGMが流れるように
圧倒的な強者感が出ていて良かった。
ちなみに名前の由来が「パンプキン」だということに気付いたのは
かなり経ってからだった。
さらに後に分かったことだが、イギリスに実在した
魔女狩り将軍マシュー・ホプキンスが名前を含む元ネタらしく、
魔女狩りの時代に大勢の人間を冤罪にして報奨金を受けとった悪党で、
後に言い訳めいた著書まで出しているところも同じ。
ソニア・ビーンも同じく実在の犯罪者・ソニー・ビーンがモデルで、
こちらも洞窟に潜み旅人を襲っていたが、
身ぐるみを剥ぐだけでなく人肉も喰っていたらしい。

街を護るためにプキン達と戦った
新人魔法少女達は結局殆ど死んでしまう。
とどめとばかりに大量破壊兵器で街を破壊云々も
プフレのデマだった可能性が高い。

キャプテン・グレースは無謀に突っ込んで死にそうだとも、
逆に何だかんだで生き残りそうな気もしていたが
結局真っ先に死ぬことになった。

魔王パムVSソニア・ビーンの頂上決戦。
形状変化は勿論、火や風と言った現象を含む
あらゆるものに変形するパムの羽による攻撃を
「触れたものを劣化させる」能力で悉く無効化するソニア。
きっちり音や光も無効化してスイムスイムより上だと知らしめている。
ソニアの能力は恐ろしく汎用性が高く、シリーズ前後を見渡しても
対抗できる魔法がほとんど見当たらない。
キークの魔法もそもそも魔法の端末を持たない
古い魔法少女なので最初から通用しないし・・・
ルーラの魔法は恐らく有効。やっぱり凄いぜルーラ様!
ポーズを取れる隙が作れるとは到底思えないけど!

最終局面、ファニートリックの魔法で目玉と煙幕弾を入れ替えて
プキンの頭を吹き飛ばすところが、武器としては役に立たないと言われていた
煙幕弾が活躍して最高にアツかったんだけど、
それでもまだ決着せず、
さらなる絶望に突き落とされるのが凄まじかった。
最後はテプセケメイの、体を気体に変える能力者の王道戦術、
体内侵入→爆破で決着するのも、これはこれで熱かった。


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コメント


封印された魔法少女ヒドすぎ吹いた(規模はともかくベリアル陛下よりヒドい)。
原作もアニメもCM見ただけで魔法少女達が地獄に落ちる気配がプンプンしたので見る覚悟が無くて見送っています。プリキュアなどとは完全に混ぜるなキケンですな(特に今はモロに魔法つかい)。今のリリカルなのはとはギリギリ合うかな(魔法による殺人はあるし)。

救いのないという意味では関連する話:漫画の東離劍遊紀が川岸で玄鬼宗と戦うシーンまでいきました。猟魅ちゃんが蔑天骸の地獄のようなお仕置きを受けて狩さんの矢を見切るまでになりました・・・でも殺無生さんに当たる。結果は・・・原作よりヒドかった。もう笑ったらいいのか泣いたらいいのかも分かりませんでした。

Re: タイトルなし

> 封印された魔法少女ヒドすぎ吹いた(規模はともかくベリアル陛下よりヒドい)。
> 原作もアニメもCM見ただけで魔法少女達が地獄に落ちる気配がプンプンしたので見る覚悟が無くて見送っています。プリキュアなどとは完全に混ぜるなキケンですな(特に今はモロに魔法つかい)。今のリリカルなのはとはギリギリ合うかな(魔法による殺人はあるし)。

うーむ残念。悲惨な話になるのは保証しますがw
それを差し引いてもめちゃくちゃ面白いですがね。
キャラ多いし、能力バトルはこの魔法にこんな使い道が!とびっくりさせられることばかりですし。


> 救いのないという意味では関連する話:漫画の東離劍遊紀が川岸で玄鬼宗と戦うシーンまでいきました。猟魅ちゃんが蔑天骸の地獄のようなお仕置きを受けて狩さんの矢を見切るまでになりました・・・でも殺無生さんに当たる。結果は・・・原作よりヒドかった。もう笑ったらいいのか泣いたらいいのかも分かりませんでした。

あのマッチメークは酷かったねw
死に物狂いで修行して強くなったのにより圧倒的な強者に蹂躙されるとはまた無情な。

まぁ無生も天骸も結局同じ目に遭ってる上に現状一番の強者が
「剣の道とか飽きたから怪盗やる。悪党の悔しがる顔マジ愉悦」とかぬかすヤツなのが何ともw

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