今際の国のアリス

今週の週刊少年サンデーで最終回を迎えた漫画の感想。
今マンガワンでも無料配信していますね。

今際の国なる異世界に飛ばされた主人公たちが、
命を賭けたげえむを強要されるいわゆるデスゲームもの。
とにかく辛く苦しい展開の連続で、次々に人が死んでいく。
何だかずっと汗だくになっているイメージのある漫画。

以下最終話ネタバレ
一応伏せ字にしているので未読の方は決して読まないように。
あとコメント欄もネタバレ解禁で。




結局ヤバ様たちどうなったんだってばよ!?

いやーてっきりミラ戦後に真のらすとげえむが始まって、
ヤバ様と盤田が最後の敵になるものと思っていたら、
二人はほとんど放置で完結したのは意外でしたね。
一方で、これ以上犠牲者が出るのも嫌だし、
いい加減苦しみ抜いた主人公たちが解放されてほっとした気持ちもあります。
まさかニラギさんが最後まで生き残るとはちょっと前までは想像もできなかったな・・・

ストーリー上で明言されることはなかったが、
今際の国の正体とはつまり今際の際のメタファーであり、
隕石落下で生死の境を彷徨った人間の、生きるか死ぬかという状況を
異世界での生死を賭けたげえむと言う形で表現したもの、
あるいは瀕死の者達の意識が招かれた特殊な空間。
今際の国のげえむが全て理不尽で次々に人が死んでいくのも、
そもそも今際の際とはそういうものだから。

本作で良かったのはデスゲームがデスゲームである必然性について、
人間の感情面によらずに一応の理由が付いていることですね。
最後のゲームで加納ミラが指摘した通り、ゲームで命賭ける必然性なんて無いんですよ。
どんなに特殊な設定を作り上げたとしてもどうしても、その必然性が壁になる。
あるとすればそれは主催者の特殊な嗜好によるもので、
ただ恋愛と同じで人間の感情面って作者の都合でいかようにも弄れるものだから、
すなわちご都合主義に落ち着いてしまうんですよね。
夢オチも大差ないと言われるとそうかもしれないが、
私的にはデスゲームの理由を主催者の嗜好に寄らずに解決した点は評価できます。
大体その特殊な嗜好ってつまり俺はゲームで命賭けるのを見るのが
好きだからお前らも付き合えという
DQNの作ったクソゲーに無理矢理付き合わされると言う構図になるし、
黒幕がかなりかっこ悪い人物になるんですよね。

デスゲームものって状況の過酷さを印象付けるために
登場人物は一般的な感性を持ったキャラクターが多くなって
そこがあまり好きではないのだけれど、
一方で強烈な個性のキャラクターもちらほらいて、
普通の感性のキャラが多いが故によりその個性が際立ったりしてそこは結構好きです。
本作ではニラギさんだったりヤバ様だったり・・・
まぁヤバ様は最後消化不良に終わったけど。冥府魔道はどうした。



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