シャーロック・ノート 学園裁判と密室の謎/円居挽

ルヴォワールシリーズがおもしろかったので手を出してみた。

以下ネタバレ

<カバー裏あらすじ>
剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない…。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

キングレオこと天親獅子丸と言うキャラがいたが
ルヴォワールシリーズと世界観を共有しているのだろうか。

ルヴォワールシリーズの頃から外連味のある世界観だったけど、
今回はさらにそれを突き詰めて、まるで少年漫画やライトノベルのような
装飾と肩書きに満ちた舞台設定がたまりません。
いきなり星覧仕合なる双龍会のようなフレーズが出て、
その前哨戦として今出川ルヴォワールでもあった
カードゲーム対決になる流れは盛り上がりましたね。

本作最高の探偵集団である現衛庁(幻影城が元ネタであると気付いたのは少し後だった)の
九哭将(ナインテイラーズ)
それと唯一並び立つ日本探偵公社十格官(デカロゴス)とか
何かされ竜の十二翼将やラペトデスの七英雄みたいで燃える設定です。
『黒錠天王』鬼貫重明とか通称があるのもいい。
犯罪者に都市伝説級、古典級、神話級とランクがある辺りも能力バトルっぽいですね。

ストーリーの方は、今回の敵役の降矢木残月に
成が「恐怖」を与える落ちがこれまでの伏線を全て消化していて良かったですね。
話は当面の事件は解決したけど、残月の背後にいた『あの男』の正体も思惑も謎のまま、
生徒会の面々に他の九哭将に十格官と未登場のキャラが大勢いて、
いかにもシリーズ化を思わせる舞台設定だった。実際続編が楽しみである。
これも能力バトルでは定番だけど、九哭将か十格官が揃って会議するところとか見たい。
あと妹は実は生きていて黒幕落ちありそう。


面白かったらクリックお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント


コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://greensnake.blog70.fc2.com/tb.php/4319-aca352bb

FC2Ad