以下ネタバレ
<カバー裏あらすじ>
京都に伝わる稀覯本(きこうぼん)『黄母衣内記(きぼろないき)』。その所有者が謎の死を遂げた。事故か他殺か。そして継承を巡り兄弟争いが勃発。私的裁判・双龍会(そうりゅうえ)が開かれることに。その準備の中、瓶賀流(みかがみつる)は伝説の龍師「ささめきの山月(さんげつ)」から、一人の少女と行動を共にすることを依頼される。だがそれは仲間達との敵対を意味していた。
まさか第一章から騙されるとは思いませんでした。
御堂って苗字もよくあるから
特に気に留めなかったがそれならそれで指摘するはずだよな。
かつての特級龍師・ささめきの山月。
角帽って戦神館のキャラがかぶっているような帽子のことか。
前作で名前だけ出た黄昏卿の設定がいくらか明かされました。
前作の会話だと貴族探偵と言われて龍師の一人みたいだったけど、
実態はそれより遥かに上位の存在で、
双龍会を取り仕切る青蓮院の長で、最強の龍師集団を配下に持つ。
老いないまま千年を越える時を生き、京都の全てを支配しているらしい。
結局事件の真相は曖昧なまま終わったが、
本作のメインはそこではなく、今回も読者向けのトリックでした。
このシリーズからして有と行動している少女が
ただの名も無きモブなわけはないと思っていたがそう来たか……
爆発に停電と双龍会もプロレスみたいになってきたw
ラスト、達也の方が好きだったとは……
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