されど罪人は竜と踊る 15巻 瑠璃色の放物線

以下ネタバレ

カラーページは十二翼将の集合絵!
シザリオスは横から見た姿だからか割と細身に見えるなぁ。

ついにモルディーン十二翼将第六席、アザルリが次元の牢獄から解放される。
全身包帯姿で、人間の限界を越えた奇術のような体術と怪力を持つ。

前回音声だけで登場した時と同様、一人称「俺様ちゃん」で危険な性格だが
今回はそこまでテンションは高くなく七つの大罪のバンっぽい。
過去に、そして時折一人称「私」の落ち着いた口調になる。
約束を守ることにこだわりがあり、自称人以外を殺せないらしい。
猫を虐めた人間を苦しめて殺すが、猫の傷を治療して懐かれたりしている。

かつての名は世界の敵の一人、ギルレインで、
カンザールの大穴事件で15万人を殺害したらしい。
遥か昔から生きていて、こちらの歴史におけるユダに相当する、
イェフダルと同一人物と思われるが……

かつてアザルリを倒したのはオキツグで、
アザルリを幽閉した次元監獄を作ったのはヨーカーン。

超定理系第七階位<瑠璃変転喰陰乃壺(バアル・モート)>

ザッハドの使った<奇擬幾何超立方獄(ラドゥ・エリ・エル)>と同様の
次元に干渉する咒式で、こちらはクラインの壺の原理を利用して
瑠璃色の壺に入れた物体をそっくり裏返す。
核融合咒式でさえ反射し、
人間に使えば体の表と内側が裏返った桃色の肉の樹木となる。

これだけならザッハドが前に使ったこともありインパクトが薄いが、
かつて15万人を殺害した奥の手があるそうなので次回を楽しみにしておこう。

アザルリのルリはもちろん瑠璃色のことなのだろうが、アザはどういう意味なんだろ。


第二部始まってから初の長編ということで、
プロローグの後はガユスとギギナ、主人公コンビの実戦形式の訓練から始まり、
タイトルの「竜と踊る」の通り溶竜ファルフラオスと対決し、
咒式の基本原理に改めて触れるなど、
新規読者向けに色々やっている新シリーズの1話みたいな感じだった。
そしてされ竜の伝統、人にお勧めできない残虐極まるエログロ描写もてんこ盛り……
うん、この段階で普通の読者にはハードル高すぎだよね。

ラルゴンキン、パンハイマに次ぐ
エリダナ七大手のガングドラムシャギリエ船長が登場。
ガングドラムはかつてアムプーラも使った石化咒式に、
対象を老化させる白煙を発生させ、更に刃の接触で老化を早める
生体強化系第六階位<悪都姫太痲手匣(リュー・グー)>の咒式を使う。
シャギリエ船長は石を波のように変えてサーフィンしたり、
石で鮫を創り出す咒式を使っていた。

四派合同事務所に個性的な新入社員たちが入った。
何かまたガユス中心にラブコメ臭いノリになってちょっとげんなりしたが
それを除けばピリカヤは元ミルメオン咒式士事務所の
十三番隊の隊長で、十二階梯の実力者という中々おいしい設定のキャラだった。
不思議の国症候群を引き起こす
生体生成系第六階位<不可思議視建国(アー・リー・スー)>の咒式を使う。

シザリオスVSアザルリ!

シザリオスの登場シーンでは当然のように背後に爆発を起こす。
おそらく重力咒式で演出したのだろうが、意味は分からない。
Free!の江ちゃんを思い出すシザリオスへの筋肉解説。

世界の敵に新たに<災禍王><雷嵐の女王>が加わった。
クエロ、ウォインカ島の消失事件で冤罪を着せられとる……
災禍王はダルセーノかと思ったが、
彼は既に世界の敵に数えられているから別人物か。

ハオル王家側の裏切り者は……
殆ど名前だけのキャラばかりで誰が裏切り者でも意外性は無いなw
それよりアザルリを解放した黄金の線の咒式使いが気になる。

ングウェイ少佐というンドゥール以来の「ン」で始まるキャラが出てきたな。
来月にはもう16巻が出るとか。


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