
ディスト様祭りだー!
まず注意事項
今週は原作ネタバレに
関わる部分を白フォントで書いてます。
今回はかなりディープなところまで
突っ込んでるのでネタバレ抜きだとちょい難しい。
未プレイの方はうっかり反転しないよーに。

これ、スパロボもプレイできないかな?w


「やはりそうか。ルーク、いつか貴方は
私を殺したいほど恨むかもしれません」
カイツール方面から、正体不明の譜業反応が!!

「アーーハッハッハッハッハッ!!
野蛮な猿どもが、お揃いですね」
ディスト様参上!!
悪役は高いところから現れたがるものです。
管理人はお気に入りのキャラほど台詞やキャプを
多めに取っていく傾向がありますが、彼もその例に漏れません。

「お前ではありません!とくとお聞きなさい!」

「美しき我が名を・・・
我こそはオラクル六神将、薔薇の・・・」

「洟垂れディストじゃないですか」
「薔薇!ばーら!
薔薇のディスト様です!!」

「死神ディストでしょー?」
「違います!!」
しかし、アニスもオラクル内では
十分色物のカテゴリーに含まれるよね(ぉ
殺戮人形のアニスとかw


「フフフフ・・・そこの陰険ジェイドは、
この天才ディスト様のかつての友・・・」

「どこのジェイドですか?そんな物好きは」
「何ですって――――!!」
「ほらほら、怒るとまた鼻水が出ますよ」
あ~こんなやり取りあったなぁw
ゲーム内だとどんな名台詞があっても、
後で見直すのが凄く困難だからなぁ。
そういう意味で、今回のアニメ化には感謝してますよ。

「キーッ!出ませんよ!!」

「あ~アホらし・・・」
ルークごときにアホ呼ばわりされた!!
しかし、我々はこの発言をよく覚えておこうではないか


「まぁいいでしょう。
さぁ、大人しくフォンディスクを出しなさい」

「これですか?」

「隙あり!!
ハハハ!油断しましたね」

「差し上げますよ
中身は全て、覚えましたから」
天才の頭脳はメモりーカードをも上回るということか。


「ムキー!!
この私を小ばかにして!!」

「この私のスーパーウルトラゴージャスな
技を喰らって、後悔しなさい!」

「出でよ!
カイザァァァァディストォォォォォ!!!」

存外まともなデザインのカイザーディスト


カイザーディストには剣も魔法も効かない
実際ゲームでは数十分は戦い続けないといけませんがw

カイザーディストの活躍に鼻高々なディスト様

「荒れ狂う流れよ、スプラッシュ!!」


カイザーディストに防水加工は施されていないようです
この水量なら防水でどうにかできるレベル超えてますが

ここでヴァン師匠登場
「ディスト!お前までアッシュの命で動いているのか」

さて、この時ディスト様は無言ですが、
何を考えていたでしょうか?
Bはネタバレ
A:あんな若造の命なんかで私が動くとお思いか?
B:いつまでそんなクサい芝居を続けるつもりなんでしょうかね

詠唱なしでこの破壊力・・・
剣士として超一流ならば譜術士としても化け物
ヴァン師匠の力は計り知れない

「そ・・・そんな・・・」

船上の魔方陣の中で
崩れていく巨大機械・・・といえば
トリニティ・ブラッドのケンプファーの
“バフォメットの刻印”が思い浮かんだ。
異種金属間の電位差とイオン流出を利用して電解腐食しているんですね

「うああああああああああ!!!!」

「死んじゃったかな」
「いや、殺して死ぬような男ではありませんよ
ゴキブリ並みの生命力ですから」
これは褒めているんですよねw


ルークは世界でただ一人、単独で超振動を起こせる力を持つ
ずっと軟禁されていたのは、キムラスカで飼い殺しにするため
戦争になれば兵器として利用される
それを避けるには戦争を止めて、平和をもたらす英雄になるしかない

「超振動の力が、お前を英雄にしてくれる」
ルークにはヴァン師匠が世界でただ一人の味方に映っていることでしょう。

ゴールドバーグとセシル少将
ゴールドバーグ、
何かゴッドシグマの風見博士を思い出させる髪形だな・・・
あるいはガン×ソード2話に出てきた屋良有作ボイスのおっさん
声は、ブラスレイターのヴィクターや
天体戦士サンレッドのナレーションで出てくる斧アツシ氏でした。
あ~サンレッドは今週も面白かったです。隠れたお勧め。



大詠師モース
声は森功至さんでした。


アニス真面目にお仕事してます

「流石の七光りです」
「いちいち癇に障る奴だな!」
「いや~失礼。実際助かりました」
七光というのも時と場合によっては
無理を通す道具として利用できるものです。

「普通のおうちですか~~」

↑普通のおうち
正しい意味で「普通って言うな!」ですね。
あれだけの豪邸を『普通』と言い切ってしまえる
上流階級への皮肉が込められていそうな一言

ナタリア再登場
ゲームではここで初登場・・・だっけ?

肩を露出したドレス姿が実に眼福であります。


「一刻も早くおば様の下へ」
それなら長い前フリやってんじゃないよw




アクゼリュスと親善大使
親善大使来ましたw
共にアビスを象徴するキーワードですね
特に親善大使は
アビス=親善大使といっても過言ではないほどです。
ルークを親善大使に指名したのはマルクト側なのか・・・
この辺は全く記憶に残ってなかったよ。
そして、さらに遡れば原因はユリアの預言(スコア)にある。

「や~~だよ!
もう面倒くさいのはゴメンだ!!」
そう、この選択こそが実は最も正しい選択肢だったんだよねぇ・・・
現代に生きる我々から見れば、この一連の流れはちょっと異常に映るでしょう。
国家間の一大事を、預言に記されているというだけで
決めてしまうという、ある種の歪み。
しかし、この世界においてはそれが当然のこととして受け入れられている。
ここはそんな“当たり前”が端的に描かれたシーンと言えるでしょう
今作の“敵”は、それを実に巧妙に利用してきます

「英雄・・・先生の言ったとおりだ!!」
改めて見てみると、ルークやヴァンだけの問題ではなく、
周りの王族や貴族もあまりにも考えなしで
スコアに依存しているのが良く解りますね。
ヴァン師匠の計画には、彼らのそんな考え方も計算に入れているのでしょう
それもあの悲劇の遠因の一つと言えそうです。

7年前、ルークを誘拐したのはヴァン師匠だった
それは、超振動の実験でひどい扱いを
受けていた幼いルークを助ける為だった。
そして再び、ルークをダアトに亡命させようとする

「私にはお前が必要なのだ」

「俺・・・必要だ何て言われたの初めてだ。
師匠だけは、いつも俺に本気で接してくれてたもんな。
俺、師匠についていくよ!」
「よし。では行こうか。お前の未来を掴み取る為に」
「はい!!」
前にも言ったがアビスでは
師匠と書いてせんせいと読むのでこれで正しい。
しかしこのやり取りはナタリアが聞いていた・・・という点で次回に続く。
以下原作ネタバレ
前半はディスト様祭りであり、
後半はヴァン師匠による
実に巧妙なマインドコントロールの過程が描かれた話でした。
最初からそういう視点で見ると、ヴァン師匠の行動は何とも興味深く映ります。
まず、カイザーディストを瞬殺する鮮烈な登場で、
改めてその存在感をアピール。
そして、超振動の発動で混乱しているルークに対し、
手を差し伸べてやる事で、自分への尊敬と信頼、依存を一層深める。
続けて、キムラスカがルークを兵器として
利用しようとしていたと言う衝撃の事実を明かす。
これによって、ルークはキムラスカも自分を利用する敵だと思い込む。
ヴァン師匠だけが自分を助けてくれる人なのだと確信するに至る。
とどめとばかりに、“英雄”という魅惑的なフレーズ。
この瞬間、ルークはヴァンの思い通りに行動する
理想的な傀儡に仕上がったのです。
さらには、スコアに依存する周囲の大人たちの思惑をも
完全に読みきった上で、ルークを親善大使にしてアクゼリュスに行かせる事に成功する。
真実を話してくれるのはヴァン師匠だけ。
人は本気で接してくれる人に弱い。親身になってくれる人に弱い。
ヴァン師匠は人のそういう心理を巧みに利用している。
だが、ヴァンの語る真実というのは
全てヴァンの口からしか話されていない。
ルークはそこに思い至っていない。
いや、思い至らぬように誘導されている。
真実の中に巧みに嘘を、いや、嘘でなくても
真実を恣意的に解釈する事によって、自分の思惑をルークに植えつけている。
それでも絶対の真実であるかのように盲信してしまうのは、
これまでの積み重ねがあればこそ。
人が人を信頼すると言うのはそういうこと。
理知的な判断よりも、感情的な信頼の方が優先される。
ましてやルークはまだ人生経験が圧倒的に足りない子供。
ヴァン師匠はそんな人の心理をよく理解している。
来週からルーク、はじめての親善大使編が始まります。
面白かったらクリックお願いします

