例えゲコクジョを果たしてもラスト30分、
下手すると15分で終わりだとか思っていたが、
ベールさまの天下1分も持たなかった!!
キングジコチューのジャネジーに逆に取り込まれてしまう。
一万年前のプリキュア達が戦った最強の敵・プロトジコチュー
プロトジコチューはプリキュアたちを圧倒する。
独りぼっちの世界ではジコチューになることはできない。
自己中心的というのは他者がいて初めて成り立つ概念ではあるな。
しかしこの揺さぶりに対するプロトジコチューの返答は無かったので
最後は問答無用で浄化させたようにも思えてしまうw
プロトジコチューによってマナのプシュケーが黒く染まってしまう。
ここでマナさんが闇堕ちしてダークキュアハートが
登場したらピクシブが盛り上がったんだがw
展開的にめんどうくさいね。
しかしプシュケーは自己浄化し、再びマナの胸に戻る。
他のプリキュア達のパワー、そして三種の神器を取り込み、
キュアハートは最終形態キュアハート パルテノンモードとなる。
四人のプリキュアがパワーを与えているところが何かウルトラ兄弟みたいだった。
ジョナサンの女の子なら誰もプリキュアになれる発言は
別に間違ってないかもしれんがこの状況とは微妙にずれてるような。
あれはどうみてもマナさんの規格外の天才が成せる御業としか思えない。
一万年前のプリキュアが封印するだけで精一杯だった
プロトジコチューを完全浄化とか……
むしろ普通の女の子でもプリキュアになれるんだから
マナさんのごとき大器がプリキュアになればまさに魔王ということですね。
やっぱり最後は宇宙で!!
宇宙まで打ち上げて、再び地上へ叩き落とす。
巨大化もマンネリしてきたのか、等身大のタイマンバトルで決着。
プロトジコチューは浄化され、破壊された町並みはあっさり元通りになる。
小さなネズミになったベール、マーモ、イーラは再び一万年の眠りにつく。
亜久里とレジーナは完全に別の人間になっており、
アン王女が復活することは無かった。
アン王女のあの病気はジコチューの陰謀とかじゃなく
ただの封印のゆるみによる事故だったのかね。
レジーナはマナと同じ中学に通うように。
トランプ王国の王様は王様をやめて人間界で暮らすことに。
全部本人のせいではないとはいえ
やらかしたことの大きさを考えれば亡命と取られてもw
トランプ王国の人々は善良なので一度王国を滅ぼす
元凶となった王様を処刑したりしませんよ。
キングジコチューが開けた次元の裂け目は元に戻らず、
人間界とトランプ王国の間の交流が始まる。
ジョナサンはトランプ共和国初代大統領になった。
早速異世界の魔法技術に目をつけビジネスを行う四葉財閥。
これで四葉財閥は来るべき新時代の魔法技術普及の手綱を握る事となり、
更なる隆盛を迎えるであろう。
マナさんは生徒会長を引退したが今度は日本政府から頼られることに。
ジコチューが眠りについても世界には人間の力ではどうにもならないことが山積みである。
キュアエンプレス以外の一万年前のプリキュアは名称不明のままでしたな。
ジコチューの幹部残り二人も登場せず。
エンディングは中々良い出来でした。
マナ=キュアハートだと公開したのも、
異なる世界の文明が繋がると言うラストを見越してのことだったのね。
放送当初はマナりつがもろ夫婦だったり
生徒会カップルだったり幸福の王子とツバメだったりで
本編・ピクシブ共に盛り上がったけども、
まぁある意味予想通り本編での描写は少なくなっていった。
代わりに愛人枠であるレジーナが登場し、
そのヤンデレ・泥棒猫ぶりを如何なく発揮。
中盤こそ長い間欠場していたものの、
むしろ本編的にはマナレジ推しなんじゃないかってぐらい
マナさんへの求愛描写の多いキャラだった。
本編での百合度ならばこれまで見たプリキュアの中でも最高だったのでは。
レジーナはデザイン的には凄い好みで
ミラクルドラゴングレイブを持った姿も様になっていた。
本来のカラーリングも紫バージョンも良いです。
最強必殺技など突き抜けて派手な印象は無いけども、
四葉財閥やら古代プリキュア文明の三種の神器やら
本作ならではのネタはわりと豊富だったかなぁ。
マナさんのハーレムとか四葉財閥とかおいしい設定なのに
本編ではどこか抑え気味の感はあったのだが
まぁそれは子供向け番組である以上仕方ないというべきか。
その辺を補完するための二次創作ですし。
亜久里とレジーナの正体は早い段階から予想がついていたが、
キングジコチュー=トランプ王国国王で、
娘を救うために他を危険に晒してもいいという
自己中心的な思考が生み出した存在と言うのは中々意表を突くオチだった。
愛かジコチューかって問題は
結局同じ欲望で言い方を変えているだけで要は程度の問題にも思える。
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