FC2ブログ

コードギアス 反逆のルルーシュ ベストエピソード5

ジェレミア4

無印、R2、全50話を総合して、
最も面白かった話を挙げてみます。



最終話感想はこちら

ネタ感想はこちら

キャラクター別感想その1はこちら

キャラクター別感想その2はこちら

最終総評はこちら
第1位 コードギアス 反逆のルルーシュ

第22話「血染め の ユフィ」

アニメ史に残るジェノサイド

数多の超展開を繰り返したギアスの中でも、
間違いなくその頂点に君臨する1話。


完全に思考の上を行かれた話。谷口悟郎は本当に神だと思った。

これまでの話でユフィの死を想像させておいて、
それをフェイクにしたあの展開・・・
死をも上回る苦しみを、こうも鮮烈に描いてこようとは。

この話の特異性は、
誰の悪意も介在せず、
ただの偶然によって起こった悲劇

という点にあるでしょう。

些細な偶然の積み重ねが、
あれだけの惨劇を生み出してしまった。


しかし、天災の類とは明らかに違う。
意図して引き起こしたものではなくても、
その中心にいるのは紛れも無くだった。

元凶たるルルーシュに、
拭い去れない暗い影を植えつけてくれた。


その意味も大きい。

人の意志をねじ伏せる、
ギアスの恐ろしさをこれでもかと描いてくれた。

この話があった以降はもう全く先が読めず、
ギアスを見ていて一番心を乱された話だった。
ユフィの死が最も平穏な解決だと言うのも救いが無い。
あれで生き残ったら更なる生き地獄だったと思うし・・・

この話があるからこそ、
この後R2でどんな超展開が起こっても
耐性がついてしまった感がある。


物語の結末というものは、勝利と敗北、その2通りしかない。
勝利よりも敗北の方が意外性はある。
しかし、それは物語の進行を妨げてしまう代償を伴うゆえ、おいそれとは実行できない。
それでいて、この話は勝利と敗北、そのどちらも実現し、
想像を遥かに超える衝撃を生み出してくれた。



第2位 コードギアス 反逆のルルーシュ

第25話「ゼ ロ」

オレンジ復活

もう、雌伏を重ねてきた狂人がようやく目覚めて
その狂気を爆発させる事のカタルシスといったら・・・・・・!!


あのルルーシュが完全に影薄になっている数少ない話だった。

上記の通りの敗北による意外性を演出した1話であるが、
ルルーシュですらあのオレンジの暴走っぷりには負けているので
いまいちインパクトが弱かったかな。


第3位 コードギアス 反逆のルルーシュ

第16話「囚われ の ナナリー」

対マオ最終決戦

自分自身にギアスをかけるというオチには心底驚かされた。
ネタ晴らしまで全く予想ができずにハラハラする感覚は、良質な推理小説に近い。

そして、この話からスザクは単なる優れたパイロットではなく
人外の身体能力を持つバケモノへと進化しました。
マシンガンを生身で避けたのも、確かこの話だったと思います。


第4位 コードギアス 反逆のルルーシュR2

第4話「逆襲 の 処刑台」

ボロ雑巾の話。

ルルーシュの悪辣っぷりが存分に発揮された話だった。
ルルーシュの勝利と卑劣さを同時に堪能できる、
実に愉快なお話でありました。


第5位 コードギアス 反逆のルルーシュR2

第17話「土 の 味」

頭踏みつけてぐりぐりやる話。

何かとてもすっきりした話だった。
前期22話以降おざなりにされてきたものにようやくスポットを当てられたって感じです。
スザクが感情丸出しでルルーシュに恨みをぶつけるのも良かった。
その後のギルフォード操作によるルルーシュ大逆転の流れも良し。


次点。

第13話「過去から の 刺客」

ジェレミアが味方になったのが残念だったので、この順位に。
何というか、ここまで己の冷酷な性根を丸出しにして
書いたのは初めてだったと思う。

実は書いてて一番楽しかったのはここだったりする。


この他だとR2第18話「第二次 東京 決戦」とかがあります。
無印終盤、R2序盤、中盤辺りの
先が読めない頃の話が一番面白かったですね。


あの頃は、ジェレミアもニーナも輝いていたしなぁ・・・



こうやって見てみると、
ルルーシュが敗北する話が面白かったりする。


どんな物語であろうとも、勝利すると解りきっている者の
勝利では驚きは無いし、
どれだけ巧みなトリックを織り込んでも、
やはり“敗北の意外性”には一歩劣るのでは無いだろうか。

ルルーシュは精神的には未熟な部分もあり、
無印25話での大敗を見ても負けることもありうる主人公だった。
その不安定な部分が、物語の成り行きを見えなくしていたのではないか。
それは私的には長所と呼ぶべき部分だったと思う。

敗北と言っても、彼自身は死ぬ事は無いし、
専ら被害を受けるのは周りの人間ばかりですか・・・

最後の最後でルルーシュは何の文句も無い勝利を手にしたわけですが、
それが自分自身の死に繋がっていたとは何か上手くできてる気もします。
もちろん、その下には幾人ものギアスで操られた兵士達の
屍が積み重なっている事を忘れてはならない。


コードギアスにおいて勝敗の要素はあまり重要ではない。
単純に勝利するだけではどうしても意外性に欠ける。
勝利や敗北の先にある、想像を越えた悲劇。
これがこの作品で一番“美味しい”部分だったと思える。

想像を越えるもの
勝敗の先にあるもの


私がこの作品で追い求めてきたものは、
そんな思考や予想の及ばない領域にあるものだった。
そして、終盤までは期待を裏切らず、
美しくも歪んだ結末を提供し続けてくれた。


具体的には、フレイヤ誤射まで。


終盤の展開があまり好感触でないのは、
単純な勝敗だけで物語が決している事ではないだろうか。
シャルルとシュナイゼルという、明確な敵が設定された事で、
彼らを打ち破れば終わりという単純な図式になってしまい、
コードギアスをコードギアスたらしめていた意外性が大きく損なわれた感がある。

最後まで“すれ違う人の意志の積み重ねによる悲劇”を繰り返していれば、
コードギアスは恐らく史上類を見ない完璧な作品になったのではないかと思う。
私も何の疑念も無く正面から絶賛できただろう。

ならば、私の物足りなさも、完璧を求めすぎたが故の不満なのだろうか。


もうちょっとだけ続きます・・・



面白かったらクリックお願いします

にほんブログ村 アニメブログへ

スポンサーサイト



コメント


No title

血染めのユフィに関しては全く同意します
その前の話の流れからして「ユフィ死ぬだろうな」と思ってしましたが
それがただ死ぬのではなくユフィの人格そのものを捻じ曲げてから殺すという
普通誰もが思いつきもしないような最期には凡人の俺はただ唖然とするしかなかった。

マシンガンさえも避けてしまうスザクの化け物並の身体能力には
何か秘密があるんじゃないかと当時(無印時代)思っていました。
実は昔ギアスで肉体を強化されていたとか、一度死んでいるとか
「無印一話の冒頭に出てきたC.C.はその伏線」とにらんでしましたが
結局彼は普通に超人だったっていうオチでした、すごいねスザク君



せーにんさんコメントありがとうございます。

>血染めのユフィに関しては全く同意します
その前の話の流れからして「ユフィ死ぬだろうな」と思ってしましたが
それがただ死ぬのではなくユフィの人格そのものを捻じ曲げてから殺すという
普通誰もが思いつきもしないような最期には凡人の俺はただ唖然とするしかなかった。

そうですね。死を囮にして視聴者を油断させ、
さらなる衝撃的な展開をやっちゃう
スタッフ様の悪魔的計算には慄然とさせられました。
今は時が経っているから落ち着いてるけど、
当時の衝撃は到底語れるレベルではなかったな・・・
ギアスという物語そのものの価値観がひっくり返った瞬間でありました。


>マシンガンさえも避けてしまうスザクの化け物並の身体能力には
何か秘密があるんじゃないかと当時(無印時代)思っていました。
実は昔ギアスで肉体を強化されていたとか、一度死んでいるとか
「無印一話の冒頭に出てきたC.C.はその伏線」とにらんでしましたが
結局彼は普通に超人だったっていうオチでした、すごいねスザク君

当時私が気になったのは、あれはスザクだけが超人なのか、
それともブリタニアの兵士は皆超人なのかってところでしたねw

何故かこの超人設定はすんなり受け入れられました。
実に少年漫画っぽかったからでしょうかw

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://greensnake.blog70.fc2.com/tb.php/366-1c9b2124