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ささみさん@がんばらない 11巻

以下ネタバレ


神様のいない世界

前の巻の時点で最強の存在と化した日留女に対し
何の打開策も見出せなかったんだけど、
今巻では結局日留女を倒すことは出来ず、
大勢の犠牲を払って何とか『神々』以外は生き残らせることが出来たという
現実的な結末を迎えたことがあらすじの段階で明かされている。

いきなり五年後、鎖々美とるるなを除く
登場人物たちが尽く死んでしまったような未来から始まる。
まぁ、まだ完結じゃないらしいし(クライマックス≠完結)
最後にどんでん返しがあるのは分かっていましたがね。

日留女は本作において最強の存在だが唯一無二の存在と言うわけではなく、
神々を捕食する存在自体は他の神々も造ることが出来る。
しかし首領の先読みと戦略が見事に彼女を最強の存在へと押し上げた。
この世界における最高レベルの戦いの形が、
「神々という有限の資源の奪い合い」になることに誰より早く気付き、
その為の戦略を練り上げたことが今の展開に繋がったわけか。

今回留座様に結構出番があり、るるなに対する親馬鹿ぶりを発揮していた。
アニメだと声小山力也さんですが割とはまり役ですよね。
力也さんがどんな役でも嵌まる演技力の持ち主っていうのもあるけど。

私的には何より重大な要素なんだが今回も
鎖々美・かがみ・情雨の三角関係の描写があってほっこりしました。

檻の中のどうぶつさんを観賞するかがみの尻を観賞する鎖々美さん。
挑発するように鎖々美さんに胸を押し付ける情雨ちゃん。
それに激怒して胸の差に屈辱を覚えるかがみん。

かがみはまだツンデレだけど情雨ちゃんはもうデレしかない気がするw

「三人で組んずほぐれつ上になったり下になったり
ねっちょねっちょと絡みあっていたんだな!」


私も観てみたいですw


7巻を受けてか「正気度が低い」というフレーズがよく使われていたw

最終戦争と言っても劇中で描かれるまともな戦闘シーンはつるぎVS日留女だけで
後はかがみ、たま、弥火が日留女を冥界の穴に落とすのに一回技を使う程度だった。

まぁ「太陽を万集めたような」霊的核爆弾を何発も
ブチ込んでもほとんど効いてないような相手に
正面からの戦いなど成立しようがないのでこれは仕方がないな。

つるぎ先生はいつ「バ、バカな!」と言い出してもおかしくない雰囲気だったが
本人は全く相手を過小評価しておらずそういうことは無かった。

前回日留女のウィークポイントになるかと思われた
「日留女が元はアマテラスの一部」という要素は
タケミカヅチの雷が有効になるという点で使われましたか。
確かに役には立ったけど滅ぼすような決定打にはなりえないレベルだったね。

あらゆる地獄や冥界を繋ぎ合わせて創った無間地獄に日留女を落とし、
残った神々はそこでずっと日留女と戦い続け、上昇を阻止する。
地球の生物たちはノアの方舟に乗せて新天地に送られる。
霊力が少しでもあれば日留女に探知されてしまうので、全ての生物は霊力を失う。
世界は天国と地獄に分かたれ、永遠に交わることは無い。

情雨が生存するだけでなく玉藻前まで
ただの狐に戻って新世界に送られるってのが最も意外な展開だったかも。

神臣に対する首領と玉藻前のリアクションが何気に似ている……
さすが夫婦というところか。

何か神臣×玉藻前のフラグが本格化した感があるけど
最終話では玉藻前さんが再婚して情雨と鎖々美が本当の姉妹になり、
情雨を「お姉ちゃん」と呼んだのは伏線だったという落ちがあるのか。

最後にアラハバキ首領の意外な正体についても触れ、
最終回らしくメインキャラを全て出し、
伏線も尽く回収して本当にこれで終わりでもいいかのような話の締め方で、
というかこれ以上何をするんだと思わなくもないが、話はまだ続くわけで……

前回が北欧神話編なら今回は基督教編らしいが、
今回は基督教神話の導入で次回からが本番らしい。

終わりの方でこの「ささみさん@がんばらない」は鎖々美さんが
新世界でこれまでの出来事を振り返って小説の形で記録しておいた物と言う事が明かされる。
だから本人がいないところですらもこの作品はずっと鎖々美さんの一人称だったのね。



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