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ささみさん@がんばらない 10巻

顕在化するのが4,5巻以降と
かなり遅いけど百合的にはとてもおいしい小説でした。

以下ネタバレ


北欧神話の授業

最新10巻の神話は北欧神話。
こちらも漫画やアニメ、ゲームで散々モチーフとして使われている人気の神話ですね。
魔探偵ロキとか無限のフロンティアのアグラッドヘイムとか
遊戯王5D`sのチームラグナロクデッキとか。
まぁ今回もニャル子さんと同じくトリックスターであるロキは登場しません。
本作のトリックスター的立ち位置はマサカドが担っているからな。

そんなわけで日本人の感覚だと物凄くメジャーな神話ってイメージがあるけど、
北欧神話はキリスト教に弾圧されてその多くは失われ、
あるいは都合よく改変された歴史を持ち、
主な神々は最終的にラグナロクで敗北する。
そのため本作での北欧神話は破滅を宿命づけられた神話と言う位置づけになっている。


鎖々美さんのキャラ変遷。

引きこもり→ブラコン→百合→女たらし→変質者→ドM→シスコン(←今ここ)

るるなちゃんに自分のパソコンやフィギュアを破壊されてもマジで怒らない溺愛ぶり。
お兄ちゃん監視ツール改めるるなちゃん監視ツールで
妹るるなちゃんを四六時中監視する鎖々美さん。
今回は登場しなかったが留座も親バカぶりを発揮してそうだな。

本作はたま、希美、るるなの小学生たちがメイン。
第一階層妖精郷アルヴヘイムではいきなり担任教師が仮面を被り
ムキムキの狂戦士(ベルセルク)と化して「狂戦士の算数」を始めます。
ジャギ様とか嘘喰いの初期のマルコみたいだな。

今回小学生チームメインなのか、子供向け番組のネタが結構ありますね。


「命懸けだぜ、欲しけりゃその手で掴め~」

ゴーカイジャー。
この章のタイトルは「ド派手に行くぜ!」


「戦わなければ生き残れません!!」

龍騎が子供向けかどうかは疑問だけどw
古いし、かなり汎用的な台詞だからネタかどうかも微妙。


るるなちゃんは「気合だ気合だ!」と言わんばかりに
拳を上下させてボタンを連打している


第1話からのネタだけどスマイルプリキュアまで抑えていたとはw


跪いて足をお舐め!
希美ちゃんを跪かせて調教するるるなちゃん。
小学生女子が小学生女子の足を舐めさせる小説とかw

第三階層ミーミルの泉ではアラハバキ首領が首だけで復活。
波旬とかモノクマとか良い悪役は煽りが上手いなぁ。
言っていることはどこか納得させられそうな
論理を含んでいるが決定的に狂っている。
やはり全身が残っている内にキャラデザインを公開してほしかったところだ。


今回は小学生たちがメインだけど、
いつもの鎖々美さんとふたりの嫁のいちゃいちゃもあります。

首だけの父親を見て動揺している情雨を女子トイレで二人っきりで慰める鎖々美さんw
びっくりするほどの至近距離にかがみ登場。
鎖々美さんは咄嗟に情雨から離れようとするが、情雨はむしろ抱き着くw

鎖々美「ちがうの、これは浮気じゃないの!
けっして情雨ちゃんと狭い場所でドキドキしたり
ちょっとエッチなハプニングを期待していたわけではないの!」


破壊神を取り込んだ影響で凄く眠くなっているかがみだが、
鎖々美と情雨の会話や二人がいちゃいちゃしている気配などはきちんと把握している。
机に突っ伏している間鎖々美さんにほっぺに
キスされているんですがそれはスルーしているんですねw

新たな能力で楽園の果実を産み出すかがみ。
情雨ちゃんの時と同じくすかさずスカートの中を覗き込む鎖々美さんw

ふはは!効かん!効かんぞ!
その程度では合法的にかがみのスカートの中を
覗き見できるチャンスを逃しはせんぞ!



鎖々美「かがみが――わたしの子供を産んだーっ!」

情雨ちゃん、最初のツッコミが「子供ができるようなことをしたの!?」ですかw

鎖々美と情雨が楽園の果実を噛むところが
挿絵もあってキスしているように見えるww

るるなと四体の破壊神を除く世界中の対抗兵器は既に全て日留女に捕食されてしまった。
ギリシア神話、中国神話、エジプト神話も登場する前から喰われてしまったとは……

アンリ・マンユ、ルシフェル、フェンリルは速攻でシヴァに喰われて
それぞれ邪神三姉妹に分け与えられた。
この世全ての悪、神に反逆した天使長、終末の獣も
この小説では0ページで消えるザコ扱い。

つるぎはゾロアスター神話のアンリ・マンユ、
かがみはユダヤ神話のルシフェル、たまは北欧神話のフェンリル。
これから一人ずつ破壊神と戦っていくのかなと思っていたら
台詞すらなく瞬殺されて味方側の戦力になるとはw

「シヴァが斃されたようだな」
「だが奴は我ら破壊神の中では一番の下っ端」
「次は誰が行ぐああああああ!!」

実際は描写ないけどこんな感じでやられたのだろうか。
いや捕食したのは9巻の直前だったらしいけど。

これが9巻の結果なら情雨と玉藻前の上げた戦果は計り知れないな。
前回までが情雨と玉藻前のターンなら今後は邪神三姉妹のターンという事か。

かがみとルシフェルはあんまり繋がりが無いなぁと思っていたら

鎖々美「つまり、マジ天使だったかがみがマジ堕天使に」

そういうことかw


至高天・黄金冠す第五宇宙

第四階層はDies iraeのラインハルト・ハイドリヒの
創造の元ネタになった戦士たちの天国ヴァルハラ
戦士たちが永劫の殺し合いを続け、死んでも戦乙女が生き返らせてまた殺し合う。
たまちゃんは「金」髪で今はフェンリルを取り込んで「獣」になっているし、
次の最高神となるべくデザインされた人類最高レベルの美形の持ち主で、
黄金の獣ラインハルトと色々共通点がありますね。
ラインハルトのコスプレしたたまちゃんちょっと見てみたいかも。

ラストのたまとるるなの戦闘シーンはドラゴンボールみたいでした。
腕をフェンリルの頭部に変えるところは挿絵が欲しかったところだ。

事態は終結し、小学生たちは精神的に成長したものの、
日留女を倒す手がかりは一切示されず、
既に世界中の神々が喰われていると言う絶望的な事態が判明した。
今から生き残っている他の全ての神々を捕食しても
単純な力の差で日留女には勝てない。
もしそれで勝てても首領の目論見通り、るるなが新たな日留女になるだけ。

鍵となりそうなのは今回再確認された
つるぎ(アマテラス)と日留女が元は同一の存在だったということでしょうか。
波旬様曰く「質量の桁が違えば相性などに意味は無い」らしいが、
そんな波旬様も結局相性の問題で倒されている辺り、
どんなものにでも相性や弱点はある事を証明している。
覇吐と波旬の関係のようにこれが突破口になり得るか?

次回が日留女との戦いならもう終わりそうだけど、作者的にはまだまだ続くらしい。
白面の者みたいに日留女戦で長々と引っ張るのか?
しかし世界中の神話を取り込んだ日留女を倒したらもうやること無いよなぁ……
中国神話やエジプト神話も出る前から喰われちゃったし、
地球から外に話を拡げようにも宇宙人ももうやっちゃったし。
次は並行世界か、転生して第二の人生、あるいは新世代編?
いや私的には日留女倒して終わっても一向に構わないのですが、
というか鎖々美とかがみと情雨の三角関係があればそれでいいのですが。


アニメ化がきっかけで情報集めてたらレズ展開があると聞いて
読み始めましたがまぁかなりの収穫だったかなとw

やはり5巻以降が抜群に面白くなりますね。
まぁアニメの方は4巻で終わってしまいそうなのが残念だけども。
5巻以降がアニメ化すれば神アニメ認定するのにな。
しかし情雨ちゃんは設定上音痴なのにキャラソンとかどうするんだろ。

本作最大の魅力である鎖々美・かがみ・情雨の三角関係(ささみサンド?)が
顕在化するというのもあるが、話のスケールも世界規模になり、
奸智に長けた黒幕や絶望的な強さのラスボスも登場して盛り上がります。
タイトルも世界忍者戦ジライヤに倣って世界神話大戦ささみさんにしたくなるような。
各巻には主に神話にまつわる様々な小道具や舞台設定が登場し、
色んなテーマパークを疑似体験できる感覚を楽しめます。

しかし描写としては素晴らしいのにあんまり百合好きの間で
話題にならないのはこのスロースターター故ですかね。
5巻まで集めるとなるとさすがに金もかかるしお勧めしづらい。
4巻を越えればそこからは毎回何らかの百合的な描写があります。



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