新世紀メルヘン神話、ここに完結!!
OPに登場したピエーロの手が地球を攻撃!
地球損壊!!
うおおお、これまで何度も地球全土が砂漠化したりしたことは
あったけどこんな露骨な形で破壊されるのを見るのは初めてだ。
なまじ地球丸ごと消滅するよりインパクトがあるな。
ウルトラレインボーバーストも
ピエーロの大きさに比せば針程度にしか見えない。
変身解除され、更にスマイルパクトも壊れてしまう。
「もっと生きたい!」
生きようとする意志は何よりも強い!
絶望を越える欲望の力で復帰するプリキュア達。
ミラクルジュエルの力を使えばミラクルジュエルは消滅し、
この世界とメルヘンランドとの行き来は不可能になってしまう!
まぁ死ぬわけじゃないし、
世界の破滅に比べればギリギリ許容できる範囲かなぁ。
大泣きするプリキュア達、そして……
れいかさんがなおちゃんに
抱きついたぁーっ!!
うおあああああああああああああああ!!
えああああああああああああああああ!!
ウオオオオーッ!!な、なんだぁっ!!
アイエエエエエエエエエエエエエエエ!!
テンションあがるわあああああああああ!!
哀しいはずのシーンなのに
ニヤニヤヘラヘラが止まらないよおおおお!!
てか長い!長い!!
抱きついている時間が長えええええ!!
俺向けのご褒美ですかありがとうございます!!
すげぇな……最終回でとんでもないもの見せられました。
プリキュア達が大泣きしている間ずっと
顔面が笑顔のまま硬直していたんですけど。
ウルトラハッピーってこのことだったんだね!!
今はリアクションにネタを仕込めるぐらいには冷静ですけど……
リアルタイムでこんな感動を味わうのって
ハートキャッチで女神パンチが初登場した時以来だな。
ところでピエーロ様は慣例に従ってこの状況をただ見ているだけですけど、
ピエーロ様は全てを絶望させるのが存在理由であるので、
今の彼女らに手出ししないのは理に適っていますね。
殺すのではなく絶望させるのが目的だし……
じゃあ地球壊して死者一人も出ていないのかよって話になりますがw
ミラクルレインボーバースト!!
地球サイズのフェニックスでピエーロを攻撃!!
地球を優に飲み込むサイズのピエーロを
抱きしめる超巨大キュアハッピー!!
ウルトラマンどころじゃねーわ。
地球なんかもうゴム毬程度にしか見えませんよ。
キャンディとポップとは一旦お別れしましたが
ED後にキャンディはまた戻って来ました。
まぁ、DXシリーズがあるしな……
ゴーオンジャーみたいに
「今度はクトゥルーの邪神が侵略を始めたクルー!」と言うことは無かったな。
地球損壊とか超巨大ハッピーとか色々見所あったけど
なおれいのハグが衝撃的すぎて全部霞んでしまった気がするよ。
<総評>
終わってみればとても楽しい内容だったと思います。
全体的にプリキュアが「変身」する話が多く、
衣装・年齢が変わるどころか種族、果てはロボットにまで
変身して視聴者を楽しませてくれました。
それ故に、これまでのコスプレを再確認できる
最終話のEDは定番であるが評価高いですね。
管理人的に白眉なのはハッピーロボ、次いでれいか王子ですかね。
表情の豊かさも見どころの一つですね。
笑顔や泣き顔、なおちゃんが怖い物を目にした時の表情、
そして何より絶望した時の表情には定評がありますねw
プリキュア五人は原色五色、それぞれにカラーに合った性格や属性を持ち、
割と多様な層の好みにマッチするキャラ付けだったのではないでしょうか。
私がなおちゃん一押しなのも言ってみれば緑好きだからだし。
カマキリもカメレオンもハザマも弥勒兄弟も毛利元就も
ビグ・ザムもパラス・アテネも緑だからと言う点が大きい。
プリキュア5と同じく初期から5人編成なので、
2期目を期待する声もありましたが結局1年で終了。
まぁまた1年やったらブライアンみたいなのが
沸いてくる可能性もあるのである意味ほっとしていたりします。
実のところ思い残すことは無く、むしろ最終話で
予期せぬご褒美をもらったのでこれ以上何を望むのかってところですね。
1年で終わらせたので新戦士も新幹部も登場せず、
初期のレギュラーメンバー達にスポットを当てるだけで精一杯だった感があります。
お陰で終盤に登場したバッドエンドプリキュアは
その魅力的なキャラにも拘らず出番には恵まれませんでしたが
一方で初期に登場した前生徒会長は何の出番も無いままフェードアウトしたし、
良いことも悪いことも表裏一体と言えますね。
まぁここまでが最終話前までの評価でしたが
最終回が良かった、というか
なおれいのハグがあったので評価はグンと上がりました。
実際こんなことはめったにありませんよ。
アニメ観ていてよく出来ているな、と感じることはあっても
心の底から湧き上がるパッションを爆発させるほどの
シーンというものは十指にも満たないかもしれない。
なおは昔からかわいいのよね大好き!
放送前の段階では色と見た目的にはなおちゃんが一番好み、という程度の感想で
前作のスイートが百合的にはあんまりおいしくない設定だっただけに
はっきり言って何も期待しておりませんでした。
しかしPixiv情報でれいかさんと幼馴染と言う萌える設定が発覚して以降は
緑髪ポニーテールと青髪姫カット、
緑と青の寒色系の組み合わせというのが見た目にも麗しく、ずっぽり嵌まりましたね。
最も公式でははっきりと示されなかったので中盤越えるまでは割と半信半疑でしたが!!
なおちゃんは前情報でかわいいもの好きと言う設定がありましたが
最初の頃ちょっと出ただけで以後表に出ることはありませんでした。
まぁ正直この設定は「なおは昔からかわいいものが好きなのよね」という
幼馴染を匂わせる台詞を引き出すことのみに意味があったと言えるでしょう。
むしろ虫やお化けなど嫌いなものに対して過剰反応し、
面白い顔芸を披露するというキャラ付けがなされた。
続く世界旅行編では好きな物は「食べられるものなら何でも」じゃないのかと
いうぐらい今度は大食いという属性が付加された。
ただこれらの設定は基本的に一話限りで後は顧みられることは無く、
どんどん設定を使い捨てながら突き進むキャラと言う印象があります。
まぁ家族思いと言うところは終始一貫していた、
というか捨てられない要素なのでラストの主役回に
家族の話を持ってくるのはベストだったのかなぁ。
何か家族が死んだと思い込んだ時の絶望顔の方が印象に残ってるけど。
あの話で最後みゆきに抱き着いて、
これがれいかさんなら良かったがまぁそれは高望みというものだろうと思い、
さして気にしていなかったが、それは最終回で実現することとなりました。
キュアマーチは色は良いけどあのデカいクワガタみたいなのが
邪魔であんまり好きなデザインじゃなかった。
主役回の戦闘シーンが個人的にあんまり盛り上がらなかったのはそのせいだろうね。
それ故に余計なものの無いバッドエンドマーチは理想的なデザインだったのだけどw
声を担当した井上麻里奈さんは演技はうめーけどこれまで
格別好きなキャラはいなかったが今後はそういう事も無くなったな。
当初は泣き虫設定だったやよいちゃんは
なおちゃんとの対比で意外にも精神的にタフと言う事が判明していった。
今やPixivと切っては切り離せぬプリキュアシリーズですが
本作はなおれいにド嵌まりしたこともあり、
ハートキャッチの頃以上にイラスト漁りに耽溺させてもらいました。
衣装チェンジやロボット化など、尽きせぬネタを提供し、
Pixivも大いに盛り上がりました。
放送終了後にねおれい絵とネタ絵をチェックするのが習慣になっておりました。
しかし「なおは昔からかわいいのよね大好き!」や
サニキとか8:40などよく色んなフレーズを思いつくなと感心します。
とりあえず最終話までになおちゃんを
ブックマーク数一位にするという極々個人的な望みが達成できた。
このように本編のみならず色んな要素が絡んで、
1年間楽しませてもらいました。
スタッフの皆様、イラストの作者の皆様、
記事にコメント下さる皆様方、ありがとうございます。
こういう「幅広く盛り上がれる」ところは
マイナーではない作品の強みを感じられますね。
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