第32話 百年美人伝説
流星がメタルダーに瞬転する瞬間、全身のエネルギーを溢れさせ無防備状態となる。
この一瞬こそがメタルダーを確実に倒す可能性を秘めている。
無防備状態は0.001秒……
ゴッドネロスはその瞬間を狙える武器を開発する。
流星に付きまとう少女・夢の正体はネロス帝国のロボットだった。
メタルダーが瞬転した時のエネルギーが、
夢の体内に仕込まれた高性能爆弾を爆発させる。
バルスキーを相手に流星は瞬転しようとするが、
苦しむ夢を見て瞬転を中断する。
流星を油断させるために夢に仕込んだ人間の心の回路が拒否反応を起こした。
流星達は夢の真実を知る。
ゴッドネロスは、流星は夢に同情して分解は出来ないと読んでいた。
夢もまた自分の正体を知るが、流星は夢と許す限りの間遊ぶことに。
変身せずにバルスキー達と戦う流星だが、
オーバーヒートさせた夢の心の回路のエネルギーが夢を自爆させてしまう。
メタルダー「バルスキー!お前もロボットなら夢ちゃんの死を悲しめ!」
バルスキー「うるさい!俺に心の回路など不要だ!!」
メタルダーは死んだふりをしてバルスキーに反撃、
手を切り落として撤退に追い込む。
夢の心の回路は無事だった。
復活した夢はラプソディと共に遊園地で暮らすことに。
百年に一度しか咲かない幻の花、百年美人。
鉱山に咲く程度の事しかわかっていない。
ゴッドネロス
「余はメタルダーと戦って敗れ去った者の事を思うと心が痛む。
中でもモンスター軍団だ」
ゲルドリング
「つまり、我がモンスター軍団が最も勇敢と言うわけですな」
ゴッドネロス
「愚か者め!一番部下を無駄死にさせたという事だ!
直ちにメタルダーを倒せ。そしてモンスター軍団の威信を取り戻せ。
さもなければ、お前を処刑する!!」
そんなにモンスター軍団ばかり酷いと言う事も無かったようなw
どう考えてもゲルドリングと残りの軍団員ではメタルダーに勝つ方法がない……
ゲルドリング「どないしたらいいんや……」
クールギンはゲルドリングに百年美人の話を伝える。
花の蜜を飲めば凄いパワーを身につけることができる。
ヨロイ軍団の世話にならんわいと言いつつ飲む気満々のゲルドリング。
百年美人について知っている頑固者の老人がドクターマン様。

ゲルドリングはブライディ、ダムネンを連れて百年美人を捜索する。
メタルダーに倒されダムネン爆死。
かつて百年美人を食べた熊が凶暴化し、
ふもとの村で大きな被害を出したという言い伝えが残っている。
花の秘密を知る少年、智和がモンスター軍団に攫われた。
智和の両親は、百年美人の蜜を飲んで暴走したネロスの軍団員に殺された。
ヨロイ軍団と思しきその男は、苦しんだ末に川に消えて行った。
だからクールギンは百年美人の事を知っていたのか。
ゲルドリングは百年美人の蜜を飲み干す。
巨岩を持ち上げる怪力を手に入れる。
レーザーアームを回避し、メタルトルネードを弾き返すゲルドリング。
メタルダーの技は尽く通じず、
目からの光線や火炎放射でメタルダーを苦しめる。
老人の話から、流星は百年美人の力が水で消えることに気付く。
川に浸かって百年美人の力を失ったゲルドリングを
再度川に引きずり込み、水中でレーザーアームを喰らわす。
水中で大爆発が発生。
ゲルドリングは死んでしまったのか……?
クールギン
「思えば昔、部下の一人から聞いた百年美人が、
ゲルドリングの死に花を咲かせることになるとは」
次回はトップガンダーメインで、久々の軍団員主体のエピソードになりそう。
というかもう終盤戦ですね。
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