第２８話 ドクターマン暗殺
イエローとピンクのダブルヒロイン回。
メカクモの糸に捕まったひかるが人質に取られた。
ジュンが敵基地に潜入している間に、
男衆はバイオジェットを操りファラ達を空爆！
戦隊シリーズにおいて、巨大ロボで等身大の敵を攻撃するのは
一種のタブーですが、ごく稀にそれが破られることもあります。
蜘蛛の糸に巻かれて繭にされたひかるだが、
実は糸に巻かれる前に変身していたのでいつでも抜け出せた。
今回の舞台になった鳥や人の顔の石像が並んでいる場所はどこなんだろう。
ＥＤのテロップによれば伊豆シャボテン公園というそうな。
クモカンス、空から糸で逆さまになってぶら下がっていたり、
地上に降りたら四足歩行したりと動きの特色のあるメカジャイガンだった。
しかしクモカンスは一体どこからぶら下がっていたんでしょうか。
三人だけで秘密の話をするビッグ３。
メイスンはドクターマンを殺すと言い放つ。
メイスン「俺達の目的は人間を滅ぼしてメカ人間の世界・新帝国ギアを造ること。
俺達にとって人間は敵だ」
ファラ「ところがドクターマンは人間だった」
メイスン「メカ人間の中で最も優れているビッグ３の俺たちが人間に使われていたなんて。
モンスター！お前は平気でいられるのか！
メカ人間だったら人間なんかに使われてはいられないはずだ」
メイスンはドクターマンが人間だと知ってショック受けていたが、
それはこの話に繋がって来るんですね。
基地の掃除をしているメカクローンｗ
モンスターがドクターマンを刺した！！
呆気なく爆死するドクターマン。
メイスン「今日から新帝国ギアは真のメカ人間の世界となった！」
「メカの！メカによる！メカのための帝国を築くのだ！
フォー・ザ・ビッグスリー！！」
ドクターマンが最初に作ったメカクローン１号は戦闘機を奪って脱走する。
ドクターマンの身に万一のことがあれば、
秘密兵器を使って仇を討つよう命じられていた。
ビッグ３、ファラキャット、ジューノイド五獣士が全員出撃。
メカクローン１号を守って戦うバイオマン。
メカクローン１号と共に秘密兵器のある場所にたどり着いたバイオマンだが、
五つの十字架から発射された吸盤に拘束されてしまう。
ドクターマン「愚か者め！暗殺したのは影武者だ！！」
やっぱり生きていたドクターマンさま。
ドクターマンはメイスンの暗殺計画を見抜き、
秘密兵器を餌にしたバイオマン抹殺の作戦を考えていた。
ドクターマンは三人の記憶回路を抹消する。
敵組織の内紛・下剋上展開は好きなんですけど１話で終わってしまうとは。
ドクターマンがやられたのが芝居なのはバレバレなのですが、
ビッグスリーが本気で裏切っていた方が意外だった。
彼らが裏切ることも含めてドクターマンの仕込みだったのかとｗ
ビッグ３はメカを至上とする思想ゆえにドクターマンを裏切ったわけだが、
その人格も当然ドクターマンが設定したことなのですよね。
やろうと思えば、メカクローン１号のようにドクターマンにだけ
忠誠を誓う人格設定にもできただろうに、
そうはしなかったのはドクターマン自身が
人間でありながら人間よりメカを重んじていたからだろうな。
愚直に命令に従うだけのメカではなく、
自分の意志で考え、行動するより高度な「メカ人間」にしたのは彼のプライドゆえだろうか。
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