第46話 トマト畑の大魔王
トランザに捕まった雷太、アコ、香はベロニカのエネルギー源にされてしまう。
竜「どんなに強い相手でも、俺達に出来るのは戦うことだけだ!」
グレートイカロスの修理を行う二人。
ラディゲ「トランザ……このままで済むと思うな!」
こっそりベロニカのコクピットに忍び込み、妙な装置を付ける。
この男の辞書に懲りると言う言葉は無い!
街に再びベロニカが出現。
トランザ「行けベロニカ!全世界を焼き尽くせ!!」
応急処置で間に合わせたグレートイカロスで出撃する竜と凱。
トランザ「正義とは悲しいものよ。
負けると分かっていても戦わねばならんとは」
戦いはやはりグレートイカロスの劣勢。
不完全な修理が祟ったか、ベロニカの攻撃でエネルギーチューブが切れてしまう。
電撃を浴びながらエネルギーチューブを繋ぎ合わせる凱!
そのお陰で間一髪回避が間に合った。
ベロニカの触手がグレートイカロスを貫く!
トランザ「これまでだな、ジェットマン。とどめだ!」
ラディゲがスイッチを押した途端、トランザとベロニカに電撃が走る!
その隙を突いて、今度は竜がベロニカに侵入することに。
凱「この戦いが終わったら、一杯奢るぜ」
竜「ああ、ホットミルクを頼む」
ラディゲ「トランザぁ!!覚悟ぉーっ!!!」
積年の恨みを晴らさんと斬りかかるラディゲ!
しかし不意を突いたとはいえ一人で勝てるはずもなく、
ブラディゲートを白羽取りで止められて以降は形勢逆転。
トランザ「おのれラディゲ!許さん!もはや許さんぞ!!」
「ラディゲ!貴様の命、ベロニカに捧げるがいい!!」
ラディゲもベロニカの生体エネルギー源として取り込まれる。
ベロニカに侵入した竜はトランザと交戦。
ラディゲ「俺は死なん!トランザぁぁぁぁぁっ!!」
ベロニカのエネルギーレベルが低下している。
ラディゲがベロニカのエネルギーを吸い取った!
触手から解放されたラディゲは雷太の拘束を解いて立ち去る。
ラディゲ「ジェットマン、お前達は俺の獲物、トランザの手に掛かってはならん!!」
囚われた人々を救出し、ベロニカから脱出するジェットマン。
トランザ「おのれジェットマン、お遊びは終わりだ!エネルギー全開!!」
長官の手でテトラボーイ修理が完了!
テトラボーイをバードメーザーに乗せて撃ち込む!!
ベロニカ撃破!!
バイロックに戻ってきたトランザ達。
自らの額から血を流しているのを見て、愕然となった後、笑い出すトランザ。
その頃ラディゲは一人地上を彷徨っていた。
香に対して「俺達は仲間だ」と言う凱。
恋人関係の終わりを受け入れているようなセリフ。
互いが注文したホットミルクとマッカランを交換した後、乾杯する竜と凱。
面従腹背の時期は終わり、ついに完全に決裂したラディゲとトランザ。
ラディゲの性格とこれまでの虐げられた期間を思えば必然の結果だったのだろう。
それがジェットマンを倒す絶好のチャンスで爆発したことが勝敗を分かつ決め手となった。
ラディゲはジェットマンを自分の手で倒したかったことを考えれば、
このタイミングでそれが起こったのも必然か。
バイラムはしばしば自分達が原因となって負けるが、
ジェットマンそっちのけでトランザ抹殺に走るラディゲなど、今回はその最たるものであった。
出会う人間や物がトマトに見えるようになった雷太。
地上を彷徨うラディゲは久々のメイクなしバージョンに。
人間の想像力をエネルギーとしてどんな姿にも変身可能な異次元生命体メタモル。
トマト大王は雷太の恐怖心から生まれた。
雷太は昔トマトが嫌いで、トマト大王は雷太が昔書いた絵がモデル。
雷太のみの幻覚ではなく、実際に人々がトマト人間にされるように。
雷太が内なる恐怖心を打ち破らない限りトマト大王は無敵。
トランザの力で巨大化。
病気の苗から実ったトマトを食べたらトマト大王が苦しみ始める。
雷太がトマトを食べるとトマト大王の顔も齧られていく。
芯だけになったトマト大王をガルーダクローで撃破。
実は病気の苗のトマトはアコがくっ付けたものだったが
最後は本当に実が実る。
前後編になると蚊帳の外になりがちなコンビの最後の主役回でした。
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