ハミィが幸せのメロディを歌って、皆の石化を解除する。
平和が戻った地上に白いピーちゃんが登場。
響たちは哀しみ(ノイズ)と共に生きていく道を選んだ。
一方でプリキュア達それぞれのエンディングは僅かなカットに留まった。
結局エレンはずっと人間のままなのだろうか。
プリキュアシリーズで一話から最後まで見たのは
ハートキャッチに続いてこれが二つ目。
前作ハートキャッチと似た要素が多くあります。
・最初は二人組で、後に三人目、四人目が追加して最終的には四人のプリキュアになる。
・四人目が前作はメンバー最年長、今作はメンバー最年少。
・プリキュアメンバーの肉親である老人が主なサポーターとなる。
・最強必殺技が、巨大な何かを召喚して敵を叩き潰す/薙ぎ払う。
・四人目のプリキュアの父親が洗脳されて敵の司令官になっている。
・最終決戦を前に、地球が壊滅状態に陥る。
・敵の幹部はラスボスと同族ではなく、操られている存在。
・ラスボスと同族がラスボス一人しかない。
(ハートキャッチは劇場版含めるとそうでもないかもしれないが、
サラマンダーの正体は今ひとつ不明)
前作が色々私のツボに嵌まる要素が多かっただけに今作はまぁそうでも無かったなという印象。
ストーリーとしては響と奏編、ハミィとセイレーン編、アコとその家族編、
そして最終章と主要メンバーにスポットを当てていく形で良くまとまっていたと思う。
当初は響と奏の百合的関係に期待していたが、
奏さんがあっさりノーマルだと発覚したのでその辺は切り捨て。
代わりに面白くなっていったのはトリオ・ザ・マイナー……というかバスドラだった。
当初は三人一セットで、前作の砂漠の使徒トリオに比べると大きく見劣りしたが、
バスドラがセイレーンからリーダーの座を奪おうとするようになってから、
彼一人がどんどん前面に出て、その特徴的な顔も相まって
大きな存在感を発揮するようになりました。
ブンビー、ウェスター、クモジャキーと同様、彼もまたプリキュアシリーズの伝統、
愛すべきおっさんの系譜に名を連ねるキャラになったと思います。
主人公である響は、前半は奏との関係が中心に描かれたが、
後半は複雑な事情を抱えた仲間をまとめ上げ、
単純な絶対悪ではない敵を相手にして、
皆を引っ張って行く大器のあるリーダーになって行ったと思う。
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