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電磁戦隊メガレンジャー 49話・50話・最終話

第49話「絶望! 俺たちは嫌われ者!?」
第50話「壮絶! 灼熱の超戦士ユガンデ」
第51話「つかむぜ! 俺たちの卒業証書」



第49話

前回Dr.ヒネラー達に変身直前の姿を見られたことで、
メガレンジャーの正体がばれてしまう。
ネジレジアは諸星高校に直接ジゴクネジラーを乗り込んでくる。
戦いに巻き込まれて大岩先生やジロウが傷つき、
メガレンジャー達の実家まで破壊される。
(家族は事前に久保田博士が手を回して救出)

学校に戻ったメガレンジャーは、校長を始め多くの生徒から非難される。

校長
「君たちがいる以上、この学校がまた襲われる!!」


ここで校長が憎まれ役に回るのって結構珍しいかも。
大抵校長は良い人、教頭が憎まれ役だから。

正義の味方のジレンマ。

正義の味方が近くにいれば、悪の組織の襲撃から守ってもらえる。
しかし悪の組織が正義の味方自身を標的にするようになれば、
巻き添えになる危険も増す。


この二律背反はどうにも解決のしようがない。
ただ一つの有効な対策は、メガレンジャーが最初からやって来た「正体を隠すこと」なわけだから。

もちろん悪の組織が全部悪いんだが、所詮一般人にはどうすることもできない。
かといって、降りかかった理不尽への怒りや恨みが消えるわけも無い。
だからそれを身近な正義の味方、自分達を傷付けない相手に向けてしまうのですね。

常軌を逸した理念で動く悪の組織はもはや天災、自然現象の類に等しい。
人間は人の意志を離れた現象に対して怒りや恨みを持つと言う感覚が基本的には無い。
それは視聴者にも当てはまることで、ネジレジアよりも
メガレンジャーを罵倒する校長や主婦、
一般市民の方が邪悪に見えるのもそのせいなのだろう。


健太「メガレンジャーなんてならなきゃ良かったんだ!!」
裕作「別にお前たちは何にもなくしちゃいないと思うけどな、俺は」


戦意喪失するメガレンジャーだが、今も戦い続ける裕作に説得され、
大切なものを無くさないために再び戦う決意を固める。
久保田博士は単身鮫島=ヒネラーを大声で呼び出す。

デジタンク爆発!!


久保田

「うわぁーっ!!」

文系に見せかけて、戦隊シリーズ屈指の熱血司令官である久保田博士、
ついに爆発を背景にしたジャンプシーンまでw

ジゴクネジラーは大鎌を持って巨大化していました。

ボロ小屋が新たなデジ研となる。


第50話

メガレンジャーの五人が居なくなったことで
安心して卒業式を行えるとか堂々と言っちゃう校長。

ユガンデは死のリスクも承知で最終形態・バーニングユガンデに。

ネジレンジャーといい、ユガンデといい、
多くの強敵にメガレンジャー扱いされないメガシルバー。

月面でのメガシルバーVSユガンデ。
ユガンデは巨大化し、デルタメガを大破させ、
ギャラクシーメガ、メガウィンガーを痛めつける。

スーパーで会った主婦とその子供を助けるメガピンク。
主婦は助けられても、元を正せば彼らのせいで襲われたのだと
メガレンジャーを罵倒するが、子供は素直に礼を述べる。
誰からも理解されるわけじゃないが、理解してくれる人も確かにいる。

発進ゲートが壊れたのでメガボイジャーは出せず、
ギャラクシーメガで戦うメガレンジャーだが戦況は不利。
ところがパワーアップの副作用で小さくなってしまうユガンデ。
等身大戦では五対一になったためか普通に押される。
ユガンデを庇って背中に深手を負うシボレナ。
ユガンデも、メガレッドとの一騎打ちに敗れて大爆発。

デスネジロに帰還したシボレナ
メガレンジャーの基地を破壊したこと、ユガンデが倒されたことを報告する。

シボレナ
「Dr.ヒネラー、私に命を与えていただき、ありがとうございました。
いつまでも、貴方の忠実な部下でいたかった……
さよなら、父上……」


シボレナ爆発。
中の回路にはヒネラーとシボレナの写真が。

ヒネラー
「許せん、メガレンジャー、どんなことがあろうとお前達を倒す!」



最終話

倒れたギャラクシーメガの下に市民が集まり、メガレンジャーに非難の声を浴びせる。
そこに怪人体となったDr.ヒネラーが……執拗に久保田博士を狙う。

ヒネラー
「見るがいい、神の手が生み出した最高の生命体だ!」



グランネジロス

デスネジロがロボットになりグランネジロスに。

グランネジロスはDr.ヒネラーの頭脳を
不死身の肉体に組み込んだ究極の生命体。

ここでディエス・イレを流すか。

ヒネラー
「見ているか久保田。これは復讐だ。
人間どもが私を排除する原因となったお前へのな!」
「私にもかつて不完全だった時代があった!
人間を信じ、人間のために科学を使おうとした、青い時代が!!」
「宇宙開発の為、どんな環境にも耐えうるよう、
人間の体を強化しようとした私は、誰からも期待の目で見られた」
「進んで実験台になった娘が命を落とすと、
人間どもは途端に私を責め立てた、殺人科学者と、悪魔だと」
「それは久保田、お前が掲げたメガスーツ理論が
私の理論に代わって脚光を浴びたからだ!」
「人間の弱さ脆さに何の手も加えず、
ただスーツで人間を守ろうとした浅はかな理論だ!」
「人間を神に近づけようとした私のどこが悪い!
科学者として当然ではないか!
どこが悪い!どこが悪いと言うんだ!!」


千里
「悪いとか良いとかじゃない、それであなたは幸せなの?娘さんまで犠牲にして、幸せなの?」


ヒネラー
「ならば聞こう、お前たちは幸せか?
久保田の科学でメガレンジャーとなり、
挙句の果てに人間どもに裏切られ、それでも幸せか!!」


つい先ほどまでの経験を思い出して一時黙ってしまうメガレンジャー。


ヒネラー
「人間は裏切る。感情に左右され、すぐに平気で裏切る。
だが科学は裏切らない。
ジャビウスは私に、私の科学を完成させてやると言った。
それを確かめるために私はネジレ次元に飛び込んだのだ」

耕一郎
「科学は人間のためにあるんだ、お前のためにあるんじゃない!」

ヒネラー
「そんな人間レベルの科学のくだらなさ、証明してやる!!」


ヒネラーの動機は復讐と言う極めて人間らしいものだし、
彼自身、ジャビウスやネジレンジャーを裏切っているわけだし、
されどそんな自己矛盾を一切黙殺して突き進めるところが
また彼の人間らしいところと言うべきか。

同時期に配信されていたフラッシュマンのリー・ケフレンが、
地球人という、彼の視点からすると醜い出生が明らかになっても、
それを克服するほど、科学者としての純粋な欲望ゆえの狂気に堕ちていたのに対し、
ヒネラーは娘への愛情と周囲の人間の無理解な罵倒への怒りと憎しみという、
ごく普通の人間らしい動機で狂気に堕ちたという、
同じ科学者のラスボスでも対極な生き方をしている。

前の話でシボレナにやられた先生生きていました。
学校から逃げるのはそう間違った判断でも無いと思うけど
クラスメイト達からの応援を受けて再起するメガレンジャー。


ヒネラー

ヒネラー
「例え命尽きるとて、メガレンジャー、
お前を倒すことで、私の科学の素晴らしさは証明されるのだ」


変身が解けても素面で操縦。
グランネジロスの槍を奪って突き入れる。

体が激しくねじれるヒネラー。
グランネジロスには本体は不死身でも、
動力源であるヒネラーの方が持たないという致命的な欠陥が。

ヒネラー
「私は勝つ!お前達を道連れに人間界に別れを告げてやる!」


周囲に被害を及ぼさぬよう空高くまで飛びあがるメガボイジャー。
インストールして脱出しようとするが……

ヒネラー
「久保田!俺はお前に勝つ!!今それが分かる!
ふはははは!!おお、見ろユガンデ!シボレナ!
メガレンジャーの最期だ!!!はははははははは!!」


メガボイジャーと共に大爆発するグランネジロス。

爆発寸前にインストールしたメガレンジャーは
卒業式場に変身後の姿で乗り込む。そのまま壇上で名乗り上げ。
卒業証書を受け取り、最後は集合写真でエンディングに。

校長はこの後超気まずいだろうな……

最終局面で、守ってきた人々に非難の声を浴びせられるという重い展開。
学生を含む兼業戦隊は数あれど、高校生であるメガレンジャーは日常との接点を
特に強く描いてきただけに、日常から追放される境遇がより重く圧し掛かってくる。
そんなメガレンジャーの境遇が、かつて無理解な人々から罵られたことで
復讐に燃えるようになったDr.ヒネラーと重なっているのも面白い。

トータルで見れば(全話見たわけじゃないけど)、
メガレンジャーサイドに特に力を入れていて、
敵側にはあんまりアクの強いキャラがいないので私向きでは無かったかな。

メガブルーこと松風雅也氏はその後声優として色んなアニメに出ることとなりました。
ブラスレイターのジョセフにアムドライバーのラグナ。
彼が演じた遊戯王5D`sのディヴァインも、
超能力者である自分を迫害する人々を憎んで復讐に走り、
結果同胞をも傷つける悪党と化したと言うキャラでした。



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コメント


視聴お疲れ様でした

メガレンジャーの最終回付近は緊迫感があっていいですねぇ。

学校から追放されたり、デルタメガ破壊されたり(涙)。あげくの果てに一般市民から迫害されるという今までになかった、ストーリーは当時見ていて、ゾクゾクしていたものです。

Dr.ヒネラーの台詞も、テンポよくメガレンジャーたちに突き刺さるような臨場感が素晴らしいです。

>>敵側にはあんまりアクの強いキャラがいない
ほとんどヒネラーが作りだした存在だからでしょうか。
個人的には、ユガンデが好きですね。黒いボディや渋い声がよいです。

Re: 視聴お疲れ様でした

> メガレンジャーの最終回付近は緊迫感があっていいですねぇ。
>
> 学校から追放されたり、デルタメガ破壊されたり(涙)。あげくの果てに一般市民から迫害されるという今までになかった、ストーリーは当時見ていて、ゾクゾクしていたものです。

終盤の展開は知ってたんですが、
リアルタイムで見てたらかなりショッキングだったでしょうな。
まぁネジレンジャーとこの話目当てに見始めたんですが。


> Dr.ヒネラーの台詞も、テンポよくメガレンジャーたちに突き刺さるような臨場感が素晴らしいです。

無理解な人々から迫害されたという境遇は似通ってますからねぇ。


> ほとんどヒネラーが作りだした存在だからでしょうか。
> 個人的には、ユガンデが好きですね。黒いボディや渋い声がよいです。

ネジレンジャーでもキャラが立ってたのはネジブルーぐらいだったからなぁ。
その分次回作のギンガマンでは四人の幹部に四つの軍団という大盤振る舞いでした。

> ほとんどヒネラーが作りだした存在だからでしょうか。

ヒネラーにとってユガンテやシボレナはともかく、ネジレ獣とかはあくまで道具って扱いだったような気がします。

Re: タイトルなし

> ヒネラーにとってユガンテやシボレナはともかく、ネジレ獣とかはあくまで道具って扱いだったような気がします。

まぁその辺はどの悪の組織も似たようなものではありますな。

古くは…

人造人間キカイダーでは終盤で、プロフェッサー・ギルの笛でキカイダー/ジローが光明寺博士殺人容疑の濡れ衣を着せられ、ダークを壊滅させるまでのジローは警察によって指名手配されてしまうという展開。 第1期円谷特撮作品(ウルトラQ、ウルトラマン、快獣ブースカ、ウルトラセブン、怪奇大作戦、マイティジャック、恐怖劇場アンバランス)等を手掛けた旧円谷スタッフでもあった佐々木守、実相寺昭雄、大木淳吉、上原正三、市川森一、池谷仙克らが「月光仮面」で有名な宣弘社で制作した「シルバー仮面」の序盤では春日5兄弟の父、春日勝一郎が残した光子ロケットの完成を夢見ながら春日5兄弟は周囲の人々に無理解や迫害を受けながらも、父、勝一郎の協力者たちに合うため、日本各地を旅する展開…。 アニメだと富野監督の「無敵超人ザンボット3」も該当しますね(ガイゾックを倒すため、ガイゾックと戦いながらも神ファミリー達は周辺の都市や街をガイゾックとの戦闘で破壊されるため、神ファミリーたちは地球人から追害される事に…)。

もし、メガレンジャーの終盤にマスコミや警察、果てに日本政府が登場してきたら…、メガレンジャーたちは完全に身動きが出来なくなってしまったかもしれません…。

追記…

前作、カーレンジャーでのマスコミはカーレンジャーは連戦連勝の大記録と大活躍ぶり、ボーゾックはボーゾックボロ負け記録更新!! 宇宙一弱い暴走族、総長ガイナモの作戦 全部大はずれ!と良い方向に取り上げたが…、メガレンジャーでもマスコミ、警察、日本政府、果てに世界の政治家が登場していたら…、新聞では「悪の集団か!? メガレンジャー!」、「悪の使者 メガレンジャーの正体は諸星学園高等学校の高校生!」 とか取り上げられ、テレビでは討論番組「大討論! メガレンジャーと世界科学者連邦I.N.E.T.悪の素顔!」がメガレンジャーの世界で放映され、警察と日本政府、世界の政治家たちはメガレンジャーの逮捕、世界科学者連邦I.N.E.T.の閉鎖、メガシップ、メガシャトル、デルタメガ、ボイジャーマシン、メガウィンガーの解体まで決めてしまう所までいったかもしれません…。

Re: 追記…

> 前作、カーレンジャーでのマスコミはカーレンジャーは連戦連勝の大記録と大活躍ぶり、ボーゾックはボーゾックボロ負け記録更新!! 宇宙一弱い暴走族、総長ガイナモの作戦 全部大はずれ!と良い方向に取り上げたが…、メガレンジャーでもマスコミ、警察、日本政府、果てに世界の政治家が登場していたら…、新聞では「悪の集団か!? メガレンジャー!」、「悪の使者 メガレンジャーの正体は諸星学園高等学校の高校生!」 とか取り上げられ、テレビでは討論番組「大討論! メガレンジャーと世界科学者連邦I.N.E.T.悪の素顔!」がメガレンジャーの世界で放映され、警察と日本政府、世界の政治家たちはメガレンジャーの逮捕、世界科学者連邦I.N.E.T.の閉鎖、メガシップ、メガシャトル、デルタメガ、ボイジャーマシン、メガウィンガーの解体まで決めてしまう所までいったかもしれません…。

そこまでやったら話が大きくなりすぎるからかなぁ……
カーレンジャーのマスコミは、あれただ面白がってるだけじゃなかろうかw


メガレンジャー最終話について

初めまして。戦隊の検索により参りました。
メガレンジャー最終話の一般市民は本当に最悪でしたね。ギャラクシーメガが大破して動けない事情が分かっているのだから、大人しくその場から避難するのが常識の筈なのに周囲に群れて騒ぎ立てて、馬鹿じゃないかと思うような呆れ果てた状態。イベントでもやっているような感覚なのでしょうか?
ジュウレンジャー46話の偽者話でも常識外れの一般市民は、無抵抗な5人が本物だと分かっていて彼らをイベント感覚で追い回しているとしか思えませんでした(そういえば、ジュウレンジャー46話もメガレンジャー最終話も荒川稔久さんの脚本なんですよね)。

ここで私は、連中の彼らに対する悪意を感じました。一般市民の中には彼らを称え羨望する人々だけで無く、彼らの英雄的活躍を妬んだり僻んだりする輩もいるはずです。特に、あの校長など如何にも地位や権力に執着しそうなタイプ。一介の高校生から国家機関の英雄にのし上がったメガレンジャーに良い感情を抱く訳がありません。
だから、いざ彼らに何か不祥事があると、それをネタに攻撃的になるのでは・・・?
でも、シンタロウくんや坊やのお母さんの気持ちは痛いほど分かりますし、メガレンジャー側にも一般市民に対する甘えが見られます。まあ、彼らはなりたくてメガレンジャーになった訳ではありませんからね。だからこそ恵理奈ちゃんの「ヒーローも人間(高校生)」という言葉が生きてきます。

視聴者の方の中には、メガレンジャーのラストで町の連中とはどうなったのかが出てこなかったので物足りなさを感じている人も多いでしょうが、私はあの爽やかなラストで十分だと思います。一部の悪意のある奴の事は放っといて、彼らを受け入れてくれる人達とだけ喜びを分かち合えば良いのです。
ともあれ、私は心の底から彼らに感謝の意を表したいです。地球の為に戦ってくれて本当にありがとう。

Re: メガレンジャー最終話について

はじめまして。こんな古い記事でも検索でヒットするんですね。
まぁ昨今の諸々を思うに危機に瀕した
一般市民というものについての実にリアルな反応だったかと……
久々に自分の記事見たら爆発を背景にしてジャンプする博士の画像張ったり
ヒネラーの台詞長々と拾ったりこういうところが私らしいと思いました。

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