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超新星フラッシュマン 49話・最終話

第49話「逆襲ラー・デウス」
第50話「さらば!故郷の星」



カウラーに連れ去られたサラは
以前タイムスリップした時に見た家と同じ場所に降ろされる。
そこには時村博士と奥さんの写真があり、
二人が抱く赤ん坊にはプリズムフラッシュに使った石と同じものが。

時村博士の実子はサラだった。

カウラーは自身のUFOでラボーに特攻をかける。
これが本当のカウラーの最期!

フラッシュマンは反フラッシュ現象が末期状態に。
何もしなくても苦しむようになる。残り時間はあと四日。

ケフレン
「大博士リー・ケフレン、今、改造実験帝国メスの頂点に立ったぞ!
全宇宙の生きとし生けるもの全てを、
この私の手で思う様に改造できるのだ!!
どれだけこの日を待っていたことか……
この広い宇宙を、私の作りだした生命体で満ち溢れさせるのだ!!」


帝国の頂点に立っても、やる事は変わらず研究。
自分だけの確たる欲望を持っている悪役は魅力的ですね。

所有欲などというものはある程度に至れば満たされてしまい、
それ以上は何も感じなくなってしまう。
所詮一個の生命体がその所有を実感できるものなど、己の知覚できる範囲に限られる。

そうでなくとも、支配領域が広大になればなるほど、
末端における支配者の存在感は薄くなり、
支配者自身も単なる社会の歯車とならざるを得なくなる。

一個人が社会を支配するなど不可能で、支配しているように見えても、
それは単に社会の仕組みを変えたに過ぎない。
仕組みが変わろうが、社会は社会として在り続ける。

しかし、目的は何かを知ること、何かを生み出すことになると、その欲求には果てが無くなる。
宇宙の隅々を調べ尽くすまで、未知の可能性の存在を否定できないのだから。
安心して研究するためには、その地の抵抗勢力を取り除き、実験場を確保する必要がある。
だから研究者にとっては、宇宙征服と言うのは確かに意味のある行為である。



そんな感じでケフレンが調子に乗っていたら、
ラー・デウスが復活しました。

ケフレン
「負けるものか!私には遺伝子シンセサイザーがある!」
「私の使命はお前を改造することだったそうだな。
望み通りに改造してやる!ただしこの私の思うがままにな!」



デウス

デウス
「地球人如きにこの私が操られるものか!」
「カウラーが言ったように、お前は地球人なのだ!」



ケフレン2

デウスの真相暴露に衝撃を受けるケフレン!


デウス
「お前は300年前に、この地球から誘拐されたのだ。
その赤ん坊に手術をし、様々な生命改造実験を施し、
今のお前に育て上げたのはこの私だぞ!!」



激しく動揺するケフレンだが……


ケフレン3

ケフレン
「みんな、みんな改造してやる……生命改造こそが私の喜び!!
この中でも最高の遺伝子を持つデウース!!
貴様を改造するのが、私の最大の喜びなのだ!!」


遺伝子シンセサイザー!!


ケフレン4

必殺技の名前であるかのように叫びたくなるほど熱い展開!
地球人であると聞かされて己のアイデンティティが揺らぐ中、
出生や種族以上に自分が支えとして来たもの、
マッドサイエンティストとしての欲望を支えにして逆襲!

全宇宙の生命を礎にして宇宙最強を目指したラー・デウスに対し、
ただ一人の地球人の欲望が打ち勝った瞬間であった。

デウス
「うおおああああああああああ!!!」
「お、おのれぇーっ!!!」


ケフレン
「勝ったぞ!デウス獣戦士、ザ・デウスーラ誕生ぉ――っ!!」



フラッシュマンと戦うザ・デウスーラ。
プリズムフラッシュを浴びたら、大帝ラー・デウスに戻った。
まだデウスの意志は残っていた。
いつも暗い場所にいるのが、白昼に出て来る何か違和感がありますね。

探しに来た時村夫妻の呼びかけを答えたいのを堪えて
仲間たちの元に戻るサラ。
五人揃ったフラッシュマンはローリングバルカン発射。
一撃では倒れなかったのでもう一発ローリングバルカン。
攻撃手段が豊富にある今じゃ珍しいパターンだよね。

巨大化しても、フラッシュキングにやられるザ・デウスーラ。

フラッシュマンが地球にいられるのもあと一日。
そしてしつこく起き上がるデウスの仮面……


最終話

ケフレン
「フラッシュマンの命も後10時間だ。
ラボーが壊れる前にフラッシュマンを倒さねばならん。
後10時間ですべてが決まるのだ」


やはりカウラーの自爆はラボーに深刻な損傷を与えていた模様。

ケフレンは反フラッシュ現象についても知っていたのですね。
それが分かっていれば持久戦に持ち込めたのに、カウラーの造反や、
デウスへのクーデター計画でほとんどそれどころじゃなくなっていたのでしょう。
まぁカウラーについては、カウラー個人への嫌がらせのような
エイリアンハンターを犠牲にする作戦を始めたのが造反の切っ掛けなので、
ここまで追いつめられたのは彼自身のせいとも言えますが。


ケフレン
「誕生ぉーっ!!最強獣戦士ザ・デーモス!!」


三本足と言う何とも珍しい造型です。


あと8時間

フラッシュキングとザ・デーモスとの決戦スタート。

時村一家もかつての我が家を訪れサラが実の娘だと知る。
手紙でお父さんお母さんと呼ぶ。

フラッシュビームのエネルギーを吸い、
デウスの仮面が化け物のような形になる。
フラッシュキング自身のエネルギーも吸い取られる。
残ったエネルギーを使ってデーモスの脳天に
スーパーコズモフラッシュを叩き込むも、コズモソードが折れてしまう。


あと6時間

サラ「私だけ親が見つかったって喜べなかった……」

勿論そんなことを気にする四人ではない。
一人でも親が見つかって嬉しい。
日が沈む前に戦いを終わらせ、サラを時村夫妻にもう一度会わせようと闘志を新たにする。

地球での最後の変身……

プリズムフラッシュ!!


あと4時間

フラッシュタイタン出動。
タイタンノヴァのエネルギーは吸い切れずにデーモス爆発。


あと2時間

飛べなくなったラボーは不時着。
フラッシュマンはラボーに突入する。


あと1時間

遺伝子シンセサイザーの音色が響き渡る中、
火花のシャワーを乗り越え、ついにケフレンの居場所へと辿り着く。
そこにネフェルが立ちはだかる。

レッドフラッシュの剣からケフレンを庇うネフェル。

ネフェル「お、と、う、さ、ま……」

ネフェル爆死。


ケフレン
「お前たちは地球人だ。
ずっとこの地球にいられるようにしてやろう。
この遺伝子シンセサイザーならそれが可能だ。
父や母に会いたくはないか……?」


フラッシュマンにとっては最悪の誘惑!


あと20分

サラを探す時村夫妻。


遺伝子シンセサイザーを破壊するサラ!
多くの生命を弄んできた遺伝子シンセサイザーの力を
借りるわけにはいかないと誘惑を跳ね除ける。


あと10分


ケフレン

ケフレン
「さらばフラッシュマン!さらば地球よ!
ふはははははははははははははははははは……
あはははははははははははははははははは……」


故郷の地球でケフレン死す。
涅マユリやダンタリオン、ベギンレイムと同じく
典型的な狂気のマッドサイエンティストでした。


あと5分

ラボーを脱出し、
苦しむフラッシュマンの下にマグが駆けつける。

ブン「もう少し、もう少しこの星にいたかった……」
サラ「さようなら、お父さん、お母さん!」


少しでも長く地球にいようとする5人をギリギリで回収。

結局会う事は叶わず、去って行くフラッシュマンを見送る時村一家。


サラ「いつか必ずこの地球に戻ってくる!」
ダイ「フラッシュ星の科学なら、それがきっとできるはずだ!」


宇宙船から地球に別れを告げるフラッシュマン……

そしてまだ地上に残っているデウスの仮面……w
しぶとすぎるw



何とも壮絶な最終決戦でした。
地球にいられる時間がどんどん短くなり、
せめてサラだけでも両親ともう一度会わせてやろうと言う願いも叶わず、
地球を去るフラッシュマン。
この物悲しい結末は戦隊シリーズの中でも異彩を放っていますね。

それでもメスを倒して地球の平和を守り、
未来に希望を繋いだと言う点では、純然たるバッドエンドとも言い難いです。
少なくとも戦隊メンバーにも時村一家にも犠牲者は出なかったわけだし。

そんなフラッシュマンの苦悩と並行して描かれるのが科学実験帝国メスの内部崩壊。
特にカウラーとケフレン、カウラーとデウス、ケフレンとデウスの敵同士の対決は盛り上がった。
魅力のある敵同士が対立関係になると、
しばしば戦隊置いてけぼりの良質のドラマになるのですが、これもその例に漏れませんしね。

まぁ、最強の獣戦士のザ・デーモスすらも
フラッシュタイタンのいつもの必殺技で普通に勝てちゃうのは、
もう少し凝っても……と、今の戦隊を見慣れた身としては物足りなく感じたり。
この辺は玩具販売の強化に伴ってどんどん進歩していく所ではありますが。


後にライブマンの大教授ビアスを演じ、
現在は多数のアニメに声優として出演しているサー・カウラー役の中田譲治。
現在でも人気のあるライブマンのドクター・ケンプや
ジェットマンのトランザを演じたレー・ワンダ役の広瀬匠。
ウルトラマンメビウスでヤプールの人間体を演じたリー・ケフレン役の清水紘治。
ハリケンジャーのサーガインなど、演じた役の声を担当することも多い
ボー・ガルダン役のスーツアクター、岡本美登。
そしてラー・デウスの声はマクロスプラスのガルドやガンダム00のセルゲイ少佐の石塚運昇と、
1986年と言う昔の作品でありながら、
今の特撮・アニメファンにも馴染みのある方々が揃っていて、
何とも豪華な悪の組織だなぁと思えます。

石塚さんって中田さんとほぼ同年代(三歳年上)だったんですね。
マクロスプラスのガルドのイメージでもう少し若いのかと思っていた。

ラー・デウスの正体についてはもっと掘り下げた設定が欲しかったところですね。
ここからは二次創作になるが、究極の遺伝子を持つ生命体として造りだされたが、
生物としての形を保てない失敗作だった。
不完全な存在故に、完全な存在になろうとする渇望が生まれ、
それが極まって意志を持つようになった。
自身の創造主らを操り、知識を吸収して、
自らの存在意義である究極の生命体となるべく改造実験帝国メスを造り上げた……とか。


フラッシュマンが再び地球の土を踏めるかどうかは未知数。
それを決めるのは蛇足と言う物でしょう。

……まぁ、会話をすることならそう難しそうでもないんだがな。
マグが通信機を持って一人で地球に降りて、
フラッシュマン達は大気圏外から彼を介して通信すればいいわけでしょ。

他のメンバーの両親探しは、地球環境に耐性のある別の宇宙人に依頼するとか。

それと、生身の体では行けない場所を探索するという点では
トリコのGTロボなんか使えるなと思った。



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