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神咒神威神楽 体験版感想

神咒神威神楽の体験版やった。


以下ネタバレ


第一章に当たる御前試合とその後の四ルートの
序盤まで入っていて、体験版の割に随分長い印象を受けた。

後音楽がすごく良かったですよ。
サウンドモードが欲しいと強く思った。
刑士郎の戦闘曲はヴィルヘルムのテーマである
「RozenVamp」のアレンジ曲だったね。


オープニングは老女となった咲耶の語りで、
この世界は既に天狗道ではなく現在の価値観が占めていることが語られる。
この話から最後は竜胆が流出を行い、
世界法則を塗り替えるという結末が示されているわけだが……


一番気になっていた敵幹部である夜都賀波岐の情報だけども、
名前と一部の能力は判明。

悪路(あくろ)
母禮(もれい)
奴奈比売(ぬまひめ)
宿儺(すくな)
紅葉(もみじ)
常世(とこよ)
大嶽(おおたけ)
夜刀(やと)


能力は死体操作、腐食、炎と雷。
無理矢理ディエスに当てはめるなら、
リザ、トバルカイン(櫻井一族)、螢とベアトリス(かわしまりのキャラ)
言うことになるのだが。死体操作はラインハルトもそうだと言えるが。
声優も同じなら、腐食能力の使い手は誰になるんだろうね?
絵巻物風の絵だと、もろ人外って姿をしているが、人間形態は存在するのか?

異国勢は既に自国の化外を滅ぼし終えているのですね。
日本だけが統一できていないので、このままでは開国しても異国に舐められる。
だから急いで東征を果たす必要があると。

やっていることは新大陸の先住民を虐殺して
土地を奪い取ったアメリカ人
と変わらないわけだけども。
そんなことはどこの世界でも当たり前のようにあり、
今を生きている人は気にも留めていないという残酷な現実をはっきり示している。

穢土は江戸のダブルミーニングなんですかね。
しかしこっちは300年大人しく引き篭もってやってんのに
禍憑きやら人斬りやら変態陰陽師やらが攻めて来る
なんて、
今の情報だけじゃ明らかに穢土側が被害者ですね。


公表された段階で期待していたけども天狗道の設定が最高すぎます。
自分だけを愛する天狗道の価値観を端的に表す文章として

仮に恋人を守って死んだ男がいたとする。しかし彼の本音はこういうものだ。

こんな死に方をする俺は素晴らしい。

守られた女の本音はこういうものだ。

彼の死に涙する私は素晴らしい。

あくまでも我、どこまでも自己愛。突き詰めれば他者を必要としておらず、
愛や信頼と言う概念自体がただの装飾品と変わらない。
ゆえに喪失や裏切りを体験しても真実のところでは平気なのだ。
唯一無二かつ絶対である己が存在すればそれでよく、
そうした考えがこの世における当たり前。



その考えに基づいて動く登場人物が清々しいんですね。
こちらの視点では歪んで見えるが、それ故に格好良い。
相手を信頼することも「この俺が見込んだ相手なら必ず成し遂げるはずだ」と言う風になる。

むしろ、余人には理解できない他者への感情と言うものが無いから、遥かに分かりやすい。

結局、他者のことなんて絶対に理解しようがない。
例え心を読めても、超常の力を認めるなら、
「相手が心を読むことを阻害する能力を持つ可能性」は除去できないわけだし。
信じられるのは自分だけで、他者への感情も自分自身の感情に過ぎない。
そこに嘘や誤魔化しが無い。



坂上覇吐

彼の武器は小金井の鋼金暗器と同じで複数の形態に変形する武器でした。
ただ、披露されたのは第三形態までで、例え第四、第五の形態があったとしても
より組み方が複雑になり、そんなことをしていては
隙を晒すから実質使えないというのが現実的でした。

覇吐の歪みは自分に仕掛けられた歪みを幾らか増して相手に返すこと。
ダメージはそのまま受けるが5割程回復するので確実に死なない。
歪み相手にしか使えないので、陽の力しか使わない龍明は天敵になるな。
また、返し風と同じようなリスクがある可能性が高い。


久雅竜胆

実質的な主人公。天狗道の世界でただ一人異なる価値観、
我々の世界における正常な倫理観を持ち、それ故にこの世界が異常に見えて仕方がない。
彼女曰く、天狗道のままでは東の化外に勝てないので
皆の価値観を塗り替える必要がある。それが話の主軸になると思われる。

現在の天狗道の世界を、化外の長が流出で創り出したのなら、
彼女の言う通り天狗道のままでは勝てないのだろう。
流出位階に対抗できるのは同じ位階で、なおかつ違う世界観を持つ者だけだから。

神楽の参加者たちに啖呵を切るシーンでは、龍明が乗り移ったかのようでした。
これも意図的なものなんだろうな。

龍水に実は男じゃないかという疑惑をかけられていたが、
本当に男だったら大した叙述トリックになったのではないかなと思った。
まぁ、それについては右代宮理御という前例があるけども。


凶月刑士郎

BGMがヴィルヘルムのアレンジだったり、血染花がもろに薔薇だったり、
望んだ相手と添い遂げられずに終わる星の生まれだったり、
予想以上にエーレンブルグ兄妹でした。
死の危険に晒されていると心が落ち着き、
幸福であることに不快感と憎悪を覚えてしまう、という特徴が彼独自のものと言える。
それ故に危険な咲耶に惹かれてしまうところがいい感じで歪んでいる。
妹好きなところといい、ヴィルヘルムでは格別取り上げられなかった一面を
強調して生まれたキャラ、と言う印象を受ける。

しかし……

「アホか。寒い演出で格好つけなきゃ殺し合いも出来ねぇか」

ディエスの中でも屈指の長い詠唱を持つヴィルヘルム、全否定!!


凶月咲耶

着ている衣装は能力の暴発を防ぐための拘束具と言う設定。
あの分銅みたいな髪飾りはそのせいですか。
とりあえず体験版では喋っているだけでほとんど何もしない。
何かしたらもうそれだけでヤバいわけだが。
夜行と同じく、八人の中で『神咒』を持つ者の一人。


壬生宗次郎

御前試合でいきなり三人の武芸者の首を斬り落とすところで
最高にテンションが上がります。
何だかんだで穏当に進んできた話がついに爆発するって感じ。

彼の歪みは本人も正しく理解していないが、
「剣を交えた相手を確実に殺す」、というものであるらしい。
現実に斬り殺すという意味ではなく、竹刀の稽古でも、チャンバラでも、
彼と剣を交えた相手は一年以内には病気か事故で死んでいる。

覇吐、刑士郎、龍水、紫織には死亡フラグが立っているわけだが、
これからいつ死んでもおかしくない戦いに身を投じるわけだから、
例え死んでも宗次郎の能力故とは証明できないよね。


玖錠紫織

彼女の異能は並行世界の自分を同時に出現させられるという、
とても陰の3とは思えぬ能力でしたよ。
一度殺されても別の可能性を呼び出すことで生存可能。ただしそれなりに消耗する。
いずれ進化すればベルドリドの
東雲千本劒鎗刑獄(アリ・オーク)みたく無限に分身したりするんだろうか。


摩多羅夜行

てっきり前の世界で流出を行って、天狗道の世界を作った張本人かと思ったけど、
立場的にはメルクリウスではなくラインハルトでした。
女を追いかけるのではなく追いかけられる側と言うのも同じですね。
新たな宇宙の太極の座についているが、その太極は未だどのような型にも嵌められていない。
彼の宇宙の周囲には、世界全土を覆う現在の、天狗道の宇宙が存在する。
太極という単位なら彼であろうと赤子同前という、凄まじいインフレを予感させる設定が……


御門龍水

今は簡単な未来予知の能力だが、進化すれば複数の可能性から
自分の望んだ未来を引き出すことも可能になるらしい。
彼女の場合は攻略キャラというより夜行様を攻略するゲームのように思えた。


御門龍明

声や喋り方はすっかりエレオノーレで、現段階では語り口が一番好きなキャラです。
「~~であろうがよ」「どだい~~」「馬鹿ども」とかお馴染みの口癖も良く使う。
ポジション的にはまぁ予想通り、終わってみれば全ては彼女の思惑通りに思えてしまうようなキャラでした。


丁禮&爾子

凶月と仲悪いのはシュライバーの転生だから?
爾子のつぶらな瞳を見ていると何かキュゥべえを連想せずにはいられない。
ずっと人型は披露しないままでいて欲しいなぁ。


中院冷泉

直前で公表された新キャラ。宗次郎の上司で一人称「我」。
声は遊戯王GXの藤原優介の成瀬誠氏だった。
自分だけを愛する天狗道を体現するような人物で、
この世界における「真っ当で優秀な常識人」の典型。

「開始の合図?対戦相手?知らぬ知らぬ聞こえぬ見えん!
ここをどこだと心得ている!」


舞台が東に移った後にも出番はあるのでしょうか。
いざとなれば外国といち早く手を結んで地位を確保するぐらいのことはやりそうだな。


他は、五つ竜胆紋の三家のうちの一人がもろシュピーネさんでしたね。
これで彼が土蜘蛛のボスとなり、現在の神となる夢は途絶えました。
製品版ではフルボイスだそうなので、彼らにもボイスがつくのでしょう。

ところどころにディエスを彷彿とさせる設定があったわけだが……
個人的にはあんまりディエスディエスし過ぎないで欲しいってのが希望かな。
実際面白かったのはディエス関係ないところが大半だし。

とりあえず本年度最高の一本になりそうな予感がするわけですが、
今から発売が待ち遠しいです。


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