さやか「ああいうやり方でもしなきゃ勝てないよ。
あたし才能ないからさ」
「だったらあんたが戦ってよ」
キュゥべえの思惑通り!!
まどかの才能の話をしたのも、さやかがこうなることを見越してのことだったんだな。
ほむら
「あれを殺したところで何の解決にもならない」
さやかを止めないと取り返しのつかないことになると忠告しに来るキュゥべえ。
ほむほむの超話術
さやかにグリーフシードを渡したいだけなのに、
何故「今すぐ殺してあげるわ」と言う話になってしまうのか。
キュゥべえの黒さは勿論だが、ほむらの口下手っぷりも
同じぐらい凶器な気がしてきたぞ。
何故、ソウルジェムに汚れを溜めこむと魔女になるからやめろと
ストレートに言えないんだ。
この口下手はもはや芸術の域ではなかろうか。
ほむら
「何もかもあの子の為よ」
「貴方って鋭いわ。ええ、図星よ。
私は貴方を助けたいわけじゃない。
貴女が破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ。
ここで私を拒むなら、どうせあなたは死ぬしかない
これ以上、まどかを悲しませるぐらいなら、
いっそ私が、この手で、今すぐ殺してあげるわ」
殺されかかったさやかを杏子が助けるという逆の構図。
ほむらは捕まえられると瞬間移動を使えない。
こんなこともあろうかと閃光弾を隠し持っていたのだ!!
あのシールドはポケットとしても使えるようです。
電車の中の下衆男二人の話が完全に大人向け。
夜王や新宿スワンとかと出る番組間違ってないですか。
遼介が聞いたら「ウオオォォ――ッ!」と殴られそうです。
まどかは凄いという言葉では言い表せない、途方も無い魔法少女。
この世界で最強。
宇宙の法則を捻じ曲げることだって可能だろう!
再演大系なんてレベルじゃねぇぞ。
メルクリウスと同じく流出で世界を改変することもできるということか。
まどかが契約の言葉を口にしかけたところで……
キュゥべえ射殺!!
体中に穴が開くのが何か穴開きチーズみたいだと思った。
銃器も持っているのか。
泣きながらまどかに訴えるほむら。
ほむら
「役に立たないとか、意味が無いとか、
勝手に自分を粗末にしないで。
貴方を大切に思う人も考えて。いい加減にしてよ!
貴方を失えば、それを悲しむ人がいるって、
どうしてそれに気づかないの?
貴方を守ろうとした人はどうなるの!?」
まどか
「私たちはどこかで……」
過去にどこかで会ったことがあるのか。
そして新たなるキュゥべえが……
キュゥべえ
「代わりは幾らでもあるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね。
勿体無いじゃないか」
もう一匹のキュゥべえがキュゥべえの死体をむしゃむしゃ食べる。
もはや邪悪さを隠そうなんて気が欠片もねぇ。
食べるのは溜め込んだグリーフシードを引き継ぐためか。
やはりあのキュゥべえは端末に過ぎなかったか。
ほむらに二度殺されたキュゥべえが看破した
ほむらの能力は時間操作。
同じ時間軸の人間ではない。
願いではなく自らの能力で時を遡ってこの時代にやって来たのか。
まぁそうだよなぁ。キュゥべえに明確な悪意がある以上、
自分に不利になる願い事は全て叶えるわけないもんな。
しかしほむほむよ。
キュゥべえの正体も目的も見抜いているなら
何 故 そ れ を 話 さ な い ん だ!!
そして何度それを言わせるんだ!!
キュゥべえの真の名は
インキュベーター
すっかり面倒見のいいお姉さんになっている杏子。
さやかの手には濁りきったソウルジェムが。
さやか
「あたしは確かに何人か救いもしたけれど、
その分、心には恨みや妬みが溜まって……
一番大切な友達さえ傷つけて。
誰かの幸せを願った分、誰かを呪わずにはいられない
私たち魔法少女って、そういう仕組みだったんだね」
「あたしって、ほんとバカ」
さやかのソウルジェムが弾け……
キュゥべえ
「この国では、成長途中の女性のことを少女って呼ぶんだろ?
だったら、やがて魔女になる君たちのことは、
魔法少女と呼ぶべきだよね」
魔女は魔法少女から誕生する!!
願いを叶えて人を幸せにすれば、その分妬みや恨みも同時に発生する。
それが魔女の力の源となり、魔法少女は魔女となる。
だからこそ、あえて前払いで願いを叶えるのだ。
ならば、願いや魔法少女の力を、他人の為ではなく
徹頭徹尾自分が幸せになるためだけに使えば、
妬みも恨みも生まれず、魔女になりにくくなる。
先週杏子の言っていたことは、
まさに魔女化を防止するための対策でもあったのだ。
しかし、こうなると理想の魔法少女とは、
他人に同情せず、己の行いに疑念を抱かず、
自分のためだけに行動し、人を助けることを無価値と断じ、
他者を踏みにじることに一切の罪悪感を抱かない人間ということになる。
そういう人間は自分の主観では完全無欠に幸福なんだからな。
今が楽しければ心も荒まないし、誰も妬まない。
そんな一般的に魔女や悪魔と呼ばれるような人間が
最も魔女に遠いなんて究極の皮肉と言う他ない。
ほむらが何故あそこまでまどかの魔法少女化を阻止するのかも分かる。
皆のために自分を犠牲して、一人だけ不幸になって、
それで他人を一切妬まずに済ますなんて、
そんな聖人いるわけがない。
ましてまどかは本人も言っている通り、ただの中学生に過ぎないのだから。
さやかの例を見ても分かる通り、
平凡な人間は平凡に妬みも恨みも憎しみも持ち合わせている。
まどかが誰かを守るために魔法少女になった時点で、彼女が魔女になるのは確定する。
そして、神の力を持った魔女が地球に君臨する。
最強の魔女は、それ以外のどんな魔法少女であろうと止められない。
これこそがキュゥべえの最終目的と思われる。
まぁ大方の予想通りの展開ではありますが、
作中ではっきり描写されたことでようやく魔法少女システム……
否、魔女システムの全貌を解き明かす為のスタートラインに立てた気がします。
そしてキュゥべえは完全に悪意を持って少女たちを騙していることが判明した。
はっきり敵と断定して良いかと。
こうなったからには願いの力で魔女システムを破壊することは不可能だろう。
出来る出来ない以前に、キュゥべえには願いを叶えないという選択肢を選べる。
同じように、キュゥべえに説明を求めても無駄。嘘をつかないという保証はどこにもない。
ただ光明もあるわけで、
魔女は自然発生するものではなく魔法少女が変容するもの。
そして魔法少女はキュゥべえが生み出す。
つまりキュゥべえを斃すことが出来れば、これ以上魔女も魔法少女も生まれない。
それでも既に存在している魔女と魔法少女は残り続けるわけだが……
とにかく情報だ!
インキュベーターとは何なのか?その目的とは?
キュゥべえの本体はどこにあるのか?
叶えられる願いの限界は?
キュゥべえに願いの拒否権はあるのか?
ほむらのタイムワープ能力の限界は?
魔法少女の魔女化は不可避なのか?
まどかが魔法少女になれば何が起こるのか?
まどかが魔法少女になれば完全に詰むので、
現状の戦力でどうにかするしかない。
そして前述の通り、願いの力は使えない。
使えるとしたら、キュゥべえを騙して叶えさせるしかないが……
しかしあるのか……?
魔女を殲滅し、元凶のキュゥべえを抹殺し、
願いを叶えても魔法少女にはならず、
なおかつ、そんな効果が無いとキュゥべえに思わせる。
それを一文で表現するなんてことが……
他に勝ち目があるとすれば、インキュベーターの起源。
これをほむらのタイムワープで遡り、
人の手で殺せる内に断ち切る以外に無いように思える。
とにかく願いの限界と拒否権!
これによって願い事をカードとして使えるかどうかが決まってくる。
今後の最重要ポイントとなるだろう。
それと、ほむほむは何故あそこまで口下手なのかと
いうことも重大な謎の一つに数えられると思います。
ぶっちゃけキュゥべえはほむほむの口下手にかなり助けられているぞ。
もしやこれもキュゥべえの呪いか?
それにしても今週はすごいほむまどでしたね。
さやかにまどかのためと言い切るところと、泣きながら訴えるところ。
いやー今後のPixivが楽しみだー。
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