病院に見舞いに来ただけでそう思った。
提供絵でアップになったキュウベエが不気味すぎる。
事故を起こして死にかけのマミさんの下に
間髪入れずに現れるキュウベエ。
そりゃ生か死を突き付けられれば選択の余地はないよな。
「力そのものに憧れてるのかい?」
浅倉ww
「これだけの資質を持つ子と出会ったのは初めてだ!」
勧誘の仕方が露骨すぎるww
でも確かに一理ある。
「願いのために仕方なく魔法少女をやる人間」よりも
「魔法少女をやりたいから魔法少女をやる人間」の方が強くなれる可能性は高い。
ほむら「貴方は二人を魔法少女に誘導している!」
客観的に見ればどう見ても誘導しているんですが……
基本的に人は自分に優しくしてくれる人を疑えないのです。
病院に都合よくグリーフシードが
あるのも仕込みなんじゃないかと疑ってしまうぜ。
キュウベエ「願い事さえ決めてくれれば、
今この場で魔法少女にしてあげられるんだけど」
やっぱり魔法少女にならざるを得ない状況を作ってるとしか……
そして不毛な魔法少女バトルが始まるw
マミさんにあっさり拘束されるほむらさん。
「いいものじゃないわよ、魔法少女なんて」
「もう何も怖くない」
えーと、この後の展開はマジで鳥肌立ったというか……一言で言うと、
マミさんが魔女に喰われました。
まどかが魔法少女になると言ってくれて、
もう一人じゃないとウキウキしながら戦っていたら、
第二形態になった魔女に頭からばっくん。
まずは頭にかぶりついて、首つり死体よろしくブランブランした後で一気にばっくり。
これまでも血で血を洗う魔法少女バトルとか言ってきたけど……
そうか。もうか。
ここまで早いとは思わなかったぞ虚淵玄――ッ!!
OPからして当面はほのぼの魔女退治話が続いて、
中盤あたりから欝展開になると思っていたのに、
まさか3話、しかも主役が魔法少女になっていない段階でメインキャラの一人が死亡するとは。
戦いの厳しさ、恐ろしさを教えるのにベストな手段は、
親しい人間が戦死する様を見せることだが、
マミさんは身を持ってそれを教えることになってしまいましたね。
いやぁ、展開的に死んでもおかしくないなと思ってたらまさか本当に死ぬとは!
ここで思い切ってキャラを殺せるのが、良い脚本の証だと思います。
近頃は公式サイトの情報ですら、視聴者を欺くミスディレクションとして使われる。
メインキャラと思われたキャラが三話で死ぬのも、今日日さほど珍しいことでは、無い。
化物(モンスター)に喰われて死に、
主人公に戦いの恐ろしさを伝えた最初の犠牲者。
そうか、マミさんは仮面ライダーシザースだったのか。
そりゃ、黄色と言えばシザースですからねー(何
まぁ、ポジション的にはTVスペシャルの初代仮面ライダー龍騎というべきか。
怯える少女たちに契約を迫るキュウベエ!
このままなし崩し的に、
マミさんが死んで拘束の解けたほむらさんが参戦。
喰われたと見せかけて瞬間移動する謎の技で翻弄していたら、魔女は体内から爆発。
武器すら出さずに勝ってしまいました。
それなのに何だって最初マミさんにあんなあっさり拘束されたんだ……相性の問題?
思うに、食われたのは全て分身で、その分身は爆弾なんじゃないかな。
爆弾使いの魔法少女か……あだ名は「キラークイーン」とか、「鴉」とか。
いきなり人の背後に現れるところとかも……
その内鼻歌を歌いながら風呂に入ってきたり、
後ろから髪を触ってトリートメントはしているのか?とかやったり。
誰かPixivでネタ絵描いてくれ。
一見、ほむらさんの登場で魔法少女にならずに済んだように見えます。
ここまできつい光景を見せられたら、普通は魔法少女になるわきゃないと思うんですが……
逆に、ここで魔法少女にならなかったということは、
今後どうしても魔法少女にならざるを得ない、更に過酷な状況が訪れるのだと容易に予想できてしまうのです。
それにしてもキュウベエの胡散臭さが留まるところを知りませんね。
ラストの、マミさんが死んでもいつも通りの
無表情のままというところで、黒さメーターが最高潮だったかと。
彼の判断は一見合理的に見えるが、それは置かれている状況が偶然であればの話。
もしも、魔女の出現からマミさんの事故に至るまで、
何から何まで全て仕組まれたことだとしたら……
最も恐ろしい敵とは、自分を敵だと思わせず、
知らぬ内に計画に組み込んで来る敵のことですからねぇ。
ここまで用意周到に、しかも容赦なく、
超常現象的な手段まで使ってくる敵を相手にしたら、
ただの中学生じゃ抗いようがないですよ。
そしてエンディングも本編の内容とシンクロしてホラーらしい雰囲気を高めています。
とりあえずファンとしては、
虚淵先生が仮面ライダー龍騎をやる気満々なようで安心しました。
次はどんな恐ろしい出来事が起こるのか?
うぅむ、こんな感覚はかつてのコードギアス以来です。続きが気になりますね。
私的に、本当に良い作品の条件というのは、あらゆる手段を用いて
視聴者を驚かせてやろうという気概をもって作られている作品のことだと思います。
後、私は虚淵先生を信じていますけど、もし来週マミさんが
ひょっこり生きているようなことがあるならば、この作品の評価は地の底まで落ちるでしょう。
一度でも死者を生き返らせたら、サスペンスとしての緊張感は即座に消滅します。
実は生きているんじゃないのかと言う疑念が常に付きまとうから。
コードギアスだって、00だって、安直に生きていた展開をやった途端、
その後の展開はグッダグダの予定調和になりました。その二の舞だけは避けるよう願いたいです。
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