羅刹は人並み以上の力と再生能力を持つが、
それは本来数十年かけて使い果たしていく力を借りているに過ぎない。
つまり力を使えば命が短くなる。寿命が尽きれば灰になって死ぬ。
斎藤から話を聞いた土方は羅刹の増員と研究を中止する。
当然猛反発する山南さんだが副長命令には逆らえず。
新選組は会津に向かう。
その前に隊士を新しく集めるので、羅刹である山南と藤堂は先んじて会津へ。
土方さんには四つ上の姉貴がいた。
三国志演義や水滸伝などの軍記物を読んでる近藤。
近藤さんのあこがれは関羽だった。
近藤「望むだけでは名将にはなれんのだなぁ。
それに気づくのが、少しだけ遅かった」
二、三百の敵が攻めてきた。
土方が時間を稼ぐと言うが、
近藤は身分を偽り、自分が本陣へ行って時間を稼ぐと言い出す。
甘すぎるとして反対する土方に、今後は近藤さんが局長命令。
土方「俺のしてきたことが、あんたを苦しめてきたのか」
近藤「すまん、お前をそこまで追い詰めたのは、俺だな」
近藤
「あいつの命と引き換えに、今の俺が生き延びるわけにはいかん」
これが近藤と土方の今生の別れか。
結局敵に見つかり、羅刹になって戦う土方。
土方
「思ったより大したことねぇな。あの人の痛みに比べれば、全然なぁ!」
千鶴が腰を落として歩くシーンが何か可笑しかったんですがw
刀語9話の、異様に腰を落として剣を構える七花を思い出した。
土方
「近藤さんを置き去りにして、どうしててめぇだけここにいるんだよ。
絶対見捨てちゃいけない相手を見捨てて、てめぇだけ生き残って!」

片田舎の貧乏道場の主と浪人で、どこまで行けるか試してみたかった……
近藤を置いて行ったことを悔いる土方。
今まで己の全てを賭けてしてきたことが
最悪の結果に終わってしまうのは筆舌に尽くしがたい苦しみであろうな。
来週近藤さん斬首かと思ったが、また鬼の人たちが敵に回るようです。
すっかり丸くなったと思ったのにな。
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