結論から先に言うと、フィリップ復活しました。
相棒の喪失に耐えてそれでも一人で何とかやっていこうとする
翔太郎の姿が中々良かっただけに少し惜しいと感じてもいたり。
まぁ最後のWに変身&ドーパント撃破というEDも
良かったので、どちらでも良かったかな。
一年後の風都では、EXE(エグゼ)という
「ミュージアムを継ぐ者」を名乗る、ガイアメモリを
販売している若者グループが出現していた。
ミュージアムと比べてあまりの規模のショボさに笑えてきますw
こういう頭の悪い若者の描写は他の媒体よりも実写が一番だなぁと思います。
アノマロカリスやコックローチが復活。
真のボス、エナジー・ドーパントの正体は冒頭に出てきたペットショップの店員だった。
劇場版に出てきた仮面ライダージョーカーとなって戦う翔太郎。
必殺技はライダーパンチにライダーキックと基本的なところが魅力。
若菜の話は全部一年前の最終決戦直後の話だったのね。
てっきり同時進行で起こっていることかと思ったよ。そういうトリックだったのか?
シュラウドは死亡。フィリップは若菜の体を貰い受けることで復活。
人類の未来の為に地球を変えるという使命を引き継ぎ、
園咲家の四人に見送られて現世に帰還する。
エナジー・ドーパントを相手に二人で変身する。
ルナトリガー、ヒートメタルに変身し、最後はジョーカーエクストリームでメモリブレイクする。
「「さぁ、お前の罪を数えろ」」
仮面ライダーW 完
普段のWの2話構成の話を1話に圧縮したみたいで、かなり展開が速いなと思った。
その中でも意外な真犯人とか、Wらしさは押さえられてあるかな。
風都という街に舞台が限定されるという前設定を聞いた時点で、
これはかなりの傑作になるのではないかという予感はあった。
今までの悪の組織はスケールのでかさに比べ行動範囲があまりに狭すぎましたから。
(大体ライダーがバイクで駆けつけられる範囲で事件が起こる)。
それが、風都に舞台が限定されることでその矛盾がクリアされるわけで、中々期待のできる設定だった。
実際蓋を開けてみれば一話一話丁寧なつくりで、
毎回こちらを驚かせる仕掛けがあり、一年間存分に楽しめました。
翔太郎はおやっさんを死なせてしまったトラウマを持ち、
ただの人間に過ぎないが故に、進化するWや凶悪化する敵との戦いに振り落とされそうになる。
フィリップは実は園咲家の長男で、家族であるミュージアムと戦う事になり、
さらに本人は死亡しているデータ人間であり、消滅という未来が定められている。
主役二人はそれぞれ自らの境遇ゆえの悩み苦しみを抱えており、
それを相棒や仲間たちの支えによって克服していくというシナリオは良くできていた。
劇場版も本編と密接にリンクしていて、いずれも出来が良かったです。
冬の劇場版も期待できそう。
一年間お疲れ様でしたー。
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