まず一言。
前編かよ!!
まぁ十分予測できたことではありますがw
9巻では荊棘の女王、パンハイマ・ルヴァ・アミラガが大暴れ。
作中で散々言われてきた通りの悪逆非道・傍若無人・唯我独尊ぶり。
ここまで突き抜けた悪女は本当に貴重だ。悪女キャラ好きとしてはたまらん。
罪に問われないよう、法と権力を利用して狡猾に立ち回るところもいい。
百人近い市民を巻き添えにしてでも敵を葬ろうとしたり、
指名手配犯の家族にエグいことしちゃったり……
戦闘シーンは、実力を見せ付ける形になっていて格好いい!
敵の僕っ子の腸を刀でかき回し、炭化するまで焼き尽くすとかさすがw
今後もアンヘリオ以外の使徒には苦戦して欲しくないなぁ。
それとマラキアは不死身でした。
だから以前の短編で眼窩フックされても平気だったのね。
エミレオの九十九の書に封じられた最悪の<異貌のものども>。
放浪の賢者ヨナカンムン……ヨーカーンお前何やっているんだw
こいつ、メルクリウス並みに各地で災厄の元凶作ってるな。
ヨーカーンの声は鳥海浩輔で脳内再生されます。
九十九体の頂点から八体が、
ヨーカーンの八つの宝珠に封ぜられた<異貌のものども>らしい。
アンヘリオの七つの書が、ヨーカーンの宝珠みたいと思ったけど、そんな繋がりがあったとは。
ギギナがユラヴィカの屠竜刀ゾリューデを自宅に持ち帰って墓標代わりにしているのは、
いずれネレトーとゾリューデの二刀流をやるフラグですか?w
最後のほうでアンヘリオに追い詰められたペトレリカ。
作中でも言われている通り、やっぱり善人は悲惨な目にあう宿命なのね。
下巻にならんと分からんが、どれだけ甘く見積もっても最悪より下にはならんだろうな。
何かパンハイマと戦わされる展開になりそうだが。
カン・ドゥン達部下は下巻でパンハイマに御仕置きされそうでそれも悲惨だ。
祝祭の祭司、愚者のウブシュシュ。重要人物かと思いきや、
ラストで僅かなページでロレンゾにあっさりやられていました。
あまりにもあっさり過ぎて、本当にやられたのか疑わしくなってくるな……
敵の数が多いのでさくさく消えるのはいいことだが。
下巻では、十三人の<ザッハドの使徒>が襲来ということで更に盛り上がりそうです。
初めの頃ずらりと名前が出た使徒たちの内、誰が出るのかも気になる。
ザッハドの使徒が48人もいたことに驚きだわ。手足の指の数の20人でも多いと思ってたのにw
右目<見えずのメレニボス>
左目<無限のクフネル>
右薬指<死天使エウニピエデ>
胃袋<人食いモーフィース>
左手<人斬りサンザ>
右肩<慈愛のジン・グエン>
腸<豚のグルッキン>
<射手ベルタザル>
額<愚者のウブシュシュ>
心臓<魔術師マルドゥール>
右足親指<ヒルダ・ペネロテ>
右足中指<ヒルド・ペネロテ>
右足薬指<ヒルデ・ペネロテ>
右拳<拳豪カジフチ>
アンヘリオの身体のパーツが謎なのだが……これも伏線か?
通り魔とか、寄付金の女性とか、各所で下巻の伏線がばら撒かれています。
そしてされ竜のことだから、どんなどんでん返しがあるか分かったもんじゃないです。
今まで出てきた登場人物の中にザッハドの使徒がいたりして……
ロレンゾ、ハーライル、チェレシア辺りが危ないぞ。
後アンヘリオは顔を自在に変える能力がありそうなんで、別のキャラに成りすましているのかも。
最後はザッハドが脱獄して終わるんじゃないかな。
わざわざ危険を冒してザッハドを
エリダナに連れてくる必要あんのかって気がします。
しかしこれでザッハド=アザルリ説は否定されたかな。
ジオルグ最高の弟子のミルメオンについても度々触れられてました。
その内登場するフラグ?
パンハイマはまずジオルグ殺してないと思うんで、
殺したのはミルメオンではないかと予想。
下巻はいつ出るのか不明ですが、楽しみに待ちまする。
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