ドウコク「最後の音色、聞いたぜ。
だが、昔みてぇな腹に染みる音じゃなかった。
ちっとも響いて来ねぇ」
薄皮「あれが、本当の三味だよ……
あちきは、初めて上手く弾けた。
これほど気が晴れたのは、数百年ぶりだ」
ドウコク「もう俺が欲しかったてめぇじゃねぇな」
薄皮「昔のようには弾けない、二度とな」
ドウコク「だったら、終わるか」
薄皮「それもいいな……」
ススコダマともお別れ
ドウコク「じゃあな、太夫」
薄皮太夫はドウコクに取り込まれました。
それによって肩のまだ石化していた部分も修復される。
太夫が幸せな気持ちで弾いた三味の音は、ドウコクの胸には響かない。
この辺が人間と外道の隔絶を物語っているようで良し。
ドウコク
「今日が志葉一族最後の日だ!!」
姫が封印の文字を完成させる間、足止めする家臣達。
スーパーシンケンブルー!
ハイパーシンケングリーン!
シンケンジャーの攻撃を微動せず受け、高速移動で蹴散らすドウコク。
ダイゴヨウが意外に健闘していました。
封印の文字は、門構えに悪、炎などかなり複雑な文字でした。
単なる「封」の字じゃなかったのね。
外道封印!!
千明「やった……!」
薫「父上、ようやく、ドウコクを……!」
千明に姫様その台詞は駄目だーwww
ドウコクに封印の文字は効かない!
胸の右側が白くなっている。
ここまでは驚くに値しませんが秀逸なのはここから。
はぐれ外道である薄皮太夫を取り込み、
半分人間の身体になった為効かなかった。
シタリ
「やった……!太夫のお陰だね、半分人間の身体が封印の文字から守った!」
なるほど、これまで外道と、十臓や太夫らはぐれ外道を
明確に区別してきたのがここで効いて来るわけね。
ドウコクのアヤカシ縛りの術は半分人間の十臓には
効き難いという設定があったが、それも伏線だったのか……
こういう論理展開は大好きですよ。
シンケンジャー側には一切の落ち度は無かった。
姫様と家臣の信頼関係にも問題なく、封印の文字も完全だった。
それを打ち負かしたものは、ただ一つの論理。
ドウコクの復活、三途の川の増水、更に封印の文字への対抗策まで、
誰も意図していなかったが、
外道衆側の計画は全て薄皮太夫がキーになっていたのですね。
この辺はアクマロの計画に対する十臓に似てますが、
数百年も前から利用する気満々で利用していたアクマロが大失敗したのに対し、
ドウコク、シタリは何も考えてなかったけど全てが上手く行ったというのも好対照です。
シンケンジャーは、丈瑠の煙の文字で撤退。
太夫の着物を肩にかけて立ち去るドウコク。
ススコダマあっさり踏み潰された!w
自分を偽ってきた者同士の孤独を分かち合う丈瑠と薫。
シタリさんすごく嬉しそうですww
太夫の着物を川に投げるドウコク。
シタリ
「何て言うんだろうね、外道衆の私たちに念仏も無いし。
ドウコク、お前さんも因果だね」
家臣一同を集めて重大発表する薫。
薫は右腕を負傷して戦闘不能。そこで……
丈瑠は薫の養子になりました。
ことは
「お母さんにならはったんですか?」
でかい息子だなおいwww
丈瑠を殿様にするってのは読めたが、
養子って、予想の斜め上を行きすぎですよwww
薫
「跡継ぎが無ければ、養子を迎えるのは昔からある事だ!」
年上の息子w
この無理な親族関係を作るところも侍らしいわなw
志葉家十九代目当主 志葉 丈瑠
これで名実共に真の殿様となった丈瑠。
ゴセイジャーVSシンケンジャーでも胸を張って殿様を名乗れますねw
丹波さんが謙っているw
封印の文字は使えない、最後に残された策は……
丈瑠
「力ずくだ」
封印は出来なくてもドウコクにダメージを与えた。
ドウコクに対して炎のモヂカラは有効。
丈瑠
「姫が……母上が作った、志葉家のモヂカラのディスクだ」
志葉家の影武者作戦。
もし封印の文字に失敗して、当主の戦闘復帰が困難になっても、
長い戦いで鍛えられた影武者が新たな当主になることで引き続き戦う事のできる、
二段構えの効果を発揮していたのですね。
真っ赤な三途の川が溢れ出す。
六門船も飛び出てきます。
先端って逆さの髑髏になっていたのね。初めて知ったよ。
ドウコク
「この世は外道衆のもんだー!!」
丈瑠
「お前達の命、改めて預かる!!」
シンケンジャー、参る!!
論理展開に超展開と、小林先生の凄まじさを堪能できましたw
次回最終回!!
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