鋼の錬金術師 第４０話「フラスコの中の小人（ホムンクルス）」

ブラッドレイの前では隠し事は無駄だと知り、
レイブン殺害を認めるオリヴィエ。


「いらんでしょう、アレは」
「口の軽い輩がいては……」

確かに……

ブラッドレイ
「気に入ったぞ。したたかに足掻けよ、人間」

やっぱ全部お見通しなんですね。
逆にこの余裕がつけ込む隙となるわけだが……


バッカニア
「ここからは、熊と虎の喰らいあいよ」


何気ない会話に暗号を忍ばせて、
セリム＝ホムンクルスであることを伝えるとは。


ホーエンハイムの過去編

かつての彼はクセルクセスの奴隷２３号だった。
彼が血を与えたからホムンクルスは誕生した
ヴァン・ホーエンハイムはホムンクルスがつけた名前。

ホ 　　ム　 　ン　 　ク　 　ル　 　ス
フラスコの中の小人

ホムンクルスの本来の意味である、生まれながらにして
あらゆる知識を身に付けている、フラスコ内でしか生存できない生き物。


クセルクセス王に、不老不死の法と見せかけて賢者の石の錬成陣を作らせ、
自分とホーエンハイム以外の人間を賢者の石の材料にする。

本物の魔法使いは最高の詐欺師になれる。
騙される側はその魔法の実体を知らないのだから、いかようにも騙すことができる。


ホーエンハイムはイズミとシグに出会い、
血の循環をよくしてイズミの症状を緩和させる。

ホーエンハイムは人間の形をした賢者の石


ホムンクルスを一般的な人造人間として登場させておいて、
ラスボスに本来の意味である「フラスコの中の小人（ホムンクルス）」に
据えるセンスは中々好き。



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