
「華菜、私はあなたに失望したことなんて一度も無いわ」
「キャプテン……!」

「最初からお前に
何か期待したことも無いのだからな」

「悪夢だし……」
天江衣に振り込みまくり、
点数も精神も名門風越の名も
ズタズタのボロボロにされた風越大将、池田。
彼女に逆転の目はあるのだろうか……
ちなみにこれはムダヅモ無き改革のブッシュ親子ネタ。
和曰く、咲はまだ本調子ではない……
優希
「愛し合う者同士はお互いの
僅かな変化さえ感じてしまうもの……!」

池田
「いいですかキャプテン、
私の休憩時間には来ないでくださいよ!
勝ってたら調子に乗ってしまいそうですし、
万が一負けてたら泣いちゃいそうですから」
よく自己分析が出来ているね。

池田
「終わってから、思いっきり褒めてください!」

福路
「約束を破って来てしまったわ。
でも、言葉が見つからないの。
ただ、一緒にいるだけじゃ、駄目かしら」

池田
(また、この人を泣かせてしまった……)
聖母の抱擁
風越陣営はつらいねぇ……
加治木
「私は大将戦を戦う器ではないのかもしれない……」
それは謙遜以外の何物でもないよw
むしろ他の連中だったら池田の二の舞にされる可能性もあったし。

桃子
「鶴賀の大将は加治木先輩以外いませんから!!」
「ワハハ」
何か加治木先輩が普通に笑うのを見たのは初の気がする。

今回はかじゅが攻め手に回る番
ステルス能力はあくまでミスを誘発する効果しかないから、
魔物二人の運命制御には効かないだろう。
池田は効くかもしれないが、衣に集中攻撃を受けている
池田をさらに攻撃するのは自殺行為だし……

管理人も好きないちごオレ
他のメンバーが休憩時間に百合的な絆を深めていく中、
衣の相手役はカツ丼さんです。
まぁ管理人はこの組み合わせも好きだけどな。
この会場にいる人間の中では、衣と麻雀で
唯一まともに戦える相手であり、そういう意味では繋がりがある。
この後はフジタも相手にしてやろうと挑発する……
今戦っている三人は前座に過ぎないわけですね。

セクハラ雀士

仲良くニコチンといちご牛乳を吸うプロ級雀士ふたり。
藤田
「お前さ、そろそろ麻雀を打てよ」
「お前のは打っているんじゃない。
打たされているんだ」
天江衣の特性を現す一言。
つかカツ丼さんさりげに衣に負けフラグ植えつけてないか?
まぁ本人は衣にも麻雀を楽しんで欲しいという親心なんだろうが……

和
(相手が怖くて戻って来れないなんてことは……
宮永さんに限ってそんなこと、ありえません!)
相手が怖くて逃げ出す主人公って誰かいたっけ?
ラッキーマンぐらいしか思い浮かばない。

またしても咲は道に迷っていました。

和
「あの時のあなたは、中学生大会のチャンピオンだった
私のプライドを粉々にしたんですよ!」
当初はプラスマイナス0麻雀で散々舐められ、
本気で戦ったら圧倒的な強さでボコボコにされた。
何か天江衣に対する池田や一と似た境遇ですが、
原村さんはそこから愛が芽生えたんですね!
和
「あの日のあなたは、どこへ行ってしまったんですか!!」
「あの、自信に満ちたあなたは!!」
確かに天江衣は強い。
だけど原村和は知っている。
誰よりも強烈に彼女の麻雀に惹かれたからこそ、理解している。
宮永咲の本当の強さは、
まだまだこんなものではない……!

さりげに何をやっているんだ原村さんんんん!!
あまりに咲の火付きが悪いので胸を触らせて強制着火ですか!
逆セクハラ雀士ですか!
いいぞもっとやれ。

和
「私達、約束しましたよね!」
約束の指きり。
アニメでは指まで嘗めるほど原村さんにとっては重要なイベント。


咲
「ずっと原村さんの試合を見てたから……」
この辺りは原作より百合度パワーアップしているね。
最近影の薄かった主役カップルの面目躍如といったところか。
改めて思うけど原村さんって本当ガチだなぁ。そこがいいんだが。

大急ぎで戻りましょう!!

この戦いが終わったら……
一体何なんだろうこのフラグは……
思い出せ、私……
思い出せ……
私がここで戦っているわけを……



全部原村さん絡みの回想シーンw
他の部員は完全スルーw
いやぁ、宮永咲はこうでなくっちゃ!!

原村さんに認められた、
自信に満ちた私を……!

咲の目つきが変わった!!
生死を賭けた戦いに臨むに相応しい、冷たい眼光だ。
全国に行けるのは一校だけ!
二日間の長きに渡った戦いも、
ついに天王山、ファイナルゲーム!!
後半戦開始!
後2回の親で点数を稼ごうとする池田だが……
速度の緩急が異常すぎる。
牌だけでなく、こちらの心までかき回されているよう……
ぜんまいのように回る透華のアホ毛。

全員面前……
初っ端から海に引きずりこまれる三人。

三回目の海底撈月!!

休憩時間で百合分を補給した三人であったが、
それを嘲笑うかのような天江衣の海底撈月。
依然、力の差は歴然としている。
決して自分の相手がセクハラ雀士だったことを妬んでいるわけではありません。
夜食を取るカツ丼さん
これで三食全てカツ丼ですね。
海底どころか全てが異常!
他の三人は国士無双以外では聴牌できない!
完全に近い一向聴地獄!!
清澄から見れば、嶺上開花の可能性が残っていた……
だが、その無に近い可能性を信じる者はいない。
ただ一人を除いて……!

気をつけろ衣……
そいつはまだ生きている!!
冷たい表情で赤いオーラを出す咲がえらいカッコいいです。
衣
「わぁーい、衣の親番だーっ!
さいっころっ、まわれ~~」
親が大好きな衣。
衣
(フジタが先刻希代なことを抜かしていたな。
衣が麻雀を「打たされている」――だって?)
烏滸言(おこごと)を!!
烏滸言の「烏滸」ってのは「烏滸(おこ)がましい」のおこ。

衣
(ならば見せてやる、闇の現(うつつ)を――)
池田
「まるで悪夢だし……!!」
弱気になった池田を衣の炎は容赦なく焼き尽くす!

フィンガー・フレア・ボムズ!!
また振り込んだ!!
12000のダメージを受ける池田。
池田の目が死んでいる……!!
こうなると状況は更に悪くなるばかり……
ドブに落ちた犬は沈めろ、それが勝負の鉄則だから!
そして……
バーニングクリメイション!!
またまた振り込んだ!!
集中爆撃を喰らう池田!
池田残り12600……!!
この点差と残り局数では、
手を高く仕上げる上にそうそうオリることもできない。
だがそれゆえに天江衣からも読まれやすい。
このままでは搾り殺されるぞ!!
いよいよ危惧していた事態が現実のものに。
ただ一人の生き残りを決めるこの戦い、
池田が死ねばトップの龍門渕高校が優勝し、
他の二人も道連れとなって消えることとなる!
カイザーフェニックス!!

火だるまになる池田
三回目の海底撈月に続いては、
池田の三連続振り込み!!
ポンポンポンポン振り込んで、
お前は振り込め詐欺の被害者かァ――ッ!!
天江衣の炎の集中爆撃
心の折れた池田は、戦場で動けなくなった兵隊のようなもの。逃れる術は無し!!
「水」の力で全員の手を封じ込め、「火」の力で点差を広げていく。
これが五大元素を支配する衣の実力……!
風越を狙い撃ち!
その気になれば、風越をトバすこともできるのに、
天江衣はわざと手を安くした!!

衣
「塵芥(じんかい)ども、点数を見よ。
汝(うぬ)らに生路無し!!」
龍門渕高校 187900
清澄高校 113200
鶴賀学園 98900
風越女子 0
風越は0点ぴったり!!
ついに点棒を残らず搾り取られた池田。
0点ちょうどで終了するかどうかはルールによる。
今大会ではジャスト0点なら続行。
誰かがツモ和了りして風越がマイナスになれば、龍門渕高校の優勝が決定する。
そして、ツモができないということは、
咲の嶺上開花が封じられた!
衣はこうやって相手の心を折りに来る。
相手が自分自身で負けの烙印を押すように。
どうやっても敵わない、そういう格付けを見せつけるために。

だがそんな絶望的な状況下にあって、咲は笑っていた……
衣は四連続和了、前半戦からは六連続!!
まさにラッシュ!!

風越は0点ジャスト
生きてはいても、死と隣り合わせ!

0点の池田を1点でも削れば、暫定トップの龍門渕高校の優勝は確定。
ゆえに全員から点数を取るツモ和了りしたらその瞬間に敗退する。
点数を稼ぐには池田を除く他の二人から奪わなければならない。
当然、衣が池田を攻撃したら三人まとめて死亡!!
咲と加治木は70000点以上の点差を埋めるだけでなく、
崖っぷちの池田をも守りながら
戦わなければならないのだ……!!
和了を封じ込める能力による拘束に加えて、
点数による拘束……
ツモ和了りはできない、そもそも和了ることすら殆どできない。
二重の拘束は、嶺上開花を初めとする逆転の一手を尽く封じ込める!
和
(役満自体は無理じゃないみたいな会話ですね……)
デジタル派の原村さんはこの超次元麻雀にまだついていけない模様。


寒い……みじめだな……
もはや言葉も無い……
あえてトドメを刺さずに生殺しにされた。
今の点数を象徴しているように、全てを失った抜け殻のような池田。
そして今になって聴牌できるように……
でも点棒が無いからリーチもかけられない。
咲は嶺上開花を和了ることは出来ない。
衣
「和了れまい、
然為(さす)ればお前は即敗滅!!」
確かに咲は和了れない。
でも……和了る奴は他にいる!!
池田が槍槓(チャンカン)を和了った!!
倍満で16900点!!
今大会二度目の槍槓、
決勝戦初の和了りで窮地を脱出!!
直撃を受けた咲は涼しげな表情のまま。
和了った池田本人が一番動揺している。
しかし衣は気づいていた……

咲がこれを故意にやってのけたことを……!
衣にとっての咲の呼び名は清澄の嶺上使いなんですね。
カンを連発する咲は、相手には槍槓を打たれやすい打ち手である。
だが、これを逆に考えれば……
槍槓を打たせやすい打ち手とも言える。
そんなの狙ってできるわけがない……

でも狙ってやっちゃうのが宮永咲なのだ!!
和了ったのは池田なのにスポットは完全に咲に当たっている。
嶺上開花キラーというべき槍槓を
まさか窮地を脱出する為に利用するなんて……!
例え咲であっても、十八番の嶺上開花が使えない以上、
勝ち目は無に等しいのかもしれない……
ならば、先に嶺上開花を封じている、天江衣の二重拘束を破る!
それが勝利への第一歩……
二重拘束を破る手段は至って簡単、池田が点数を稼げばよい。
しかし今までの流れを見るに、池田が自力で和了る可能性は無に近い。
また衣に振り込んで今度こそジ・エンドかもしれない。
ならばあえて自分自身に槍槓を打たせる!
前半戦で加治木が咲に差し込んだのと似たような技ですが、
咲を意を汲み取って加治木が振り込んだ時とは明らかに違う。
咲と池田の間に意思の疎通はない。
完全に池田が槍槓を和了れるように誘導していた!
これが宮永咲の新たなる必殺技、
池田コントロール!
池田が0点になった時、咲は笑っていました。
でも冷静に考えれば、
この状況は腹を抱えて爆笑してもいいぐらいの幸運と言える。
本来0%だった勝機が、一気に1%以上になったのだ。
はっきり言って、どれだけ圧倒的優位にあっても、
あそこで風越をトバさなかったのは衣の致命的なミス。
先週の池田の凡ミスなど比較にもならない。
勝てる勝負を手放す以上のミスなど存在しない。
100%の勝機を99%にすることは、
99%の勝機を1%にするよりも重いミスなのだ。
0%と1%の間は、
無量大数を持ってしても
埋められないほどの差があるのだから……!
可能性が低いってことは、ゼロじゃない。
ついに反撃の狼煙が上がる!
6巻の内容突入。
6巻買ったけど、ここから怒涛の燃え展開が始まります。
しかし今のペースでやっていると後三話もストックが無いんだが……
原作でもいまだに完結しておらず、8月中に多くて2話進む程度。
アニメでは8月中に決勝戦が終わることを考えると……
アニメオリジナルの結末を迎えることはほぼ確定です。
ハイペースで引き延ばしが無いからこそ今の面白さを持続できているだけに
アニメがどう決着をつけるのが、唯一の不安点でもあり……
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